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政務調査費とはなにか

c0068917_903141.jpg 左は今日の北陸中日新聞である。金沢市議会の政務調査費訴訟について、議会側が条例に定められた使途基準を逸脱して食糧費(飲食)に使ったこと認めて1500万円を返還するという。高裁判決を受け入れ上告しないということだ。市民オンブズマン石川の勝訴が確定する。

 政務調査費というのは、議員(あるいはその集団である会派)に対して、報酬とは別に支給されるもので、もとを尋ねれば国会議員の国政調査費にならって地方議員が要求して支給されるようになったものらしい。
 金額についてはまちまちで、上は東京都議会・大阪市議会の月額60万円から、県議会や政令指定都市や県庁所在都市の市議会で50万円〜30万円、人口20万人程度の市議会だと20万円〜10万円くらい、それ以下は7万円から1万円、とランクがある。ちなみにわが小矢部市(人口3万4千人)は2万円。
 かつては市長部局(行政側)からの掴み金のような感もあって「第2の給与」との批判もあったが、昨今は、支給については条例が制定されそれなりに制度化されてきた。しかし、使途については、粗い内訳の報告書だけで済ませる自治体が多く、不透明さが問題になってきた。
 議会も情報公開条例の実施機関になり、政務調査費の使途についても市民の監視が及んできて詳細な使途や領収書の添付を求める声が強くなっている。全国市民オンブズマン連絡会でも地方議会の政務調査費について集中的に情報公開を求め比較検討を行うなど、その透明化を進める活動に取り組んでいる。
 金沢市議会の事案についてもこうした流れの中での出来事である。
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by sumiyakist | 2008-02-13 10:29 | 地方自治