2006年 08月 04日 ( 1 )

毎日新聞

c0068917_20314276.jpg 裁判、とりわけ行政相手裁判の新聞報道はたいていがベタ記事である。前知事退職金返還訴訟の判決を報じる各紙はその例外ではない。
 ただ、毎日新聞は他と違った対応をした(新任の記者氏が興味をもったらしく、会見でもいろいろ質問をしていた)。左が富山版の記事である。
 同紙は全国版でも報じたようで、関西は毎日の読者がけっこう多いから、大阪の知人などから電話やメールが来た。
 見出に「落胆と怒り」とある。記者氏はそう感じたのであろうが、原告をはじめメンバーは、怒ってはいるがあまり落胆はしていない。最初から「最高裁まで行こう!」と覚悟していたからである。

 この事件は「歴史上最初(?)で最後」なのである。つまり、全国でただひとつ整備されていなかった富山県においても、昨年6月に特別職の退職手当条例がきちんと定められたわけで、今後は同種の問題は起こりえない。
 ということからすれば、給与条例主義の厳密な解釈を法廷において検討する、そして、判例として残す重要な事件ということができる。

 さらにまた、自治体特別職の退職金問題について、ようやく各地で起こり始めた見直しの機運を継続させ大きくしてゆくためにも、裁判を続けることが必要なのである。
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by sumiyakist | 2006-08-04 20:56 | 知事退職金