
まず呼びかけ人の青島明生弁護士が企画の趣旨や内容を説明して開会の挨拶。背景にはピースキルトも久しぶりに登場。

こういう催しにはいつもPAも提供して出演してくれる滝沢卓さん。今回も3時間も前から機材のセッティングを始めていた。最初はその滝沢さんのシンセサイザー演奏から。彼にしては珍しくクラシックの「亡き王女のためのパバーヌ」から始まる。シンセの音質の変化を活かした聴き応えがある演奏だった。


沼田さとしさんも、こういう催しにはいつも参加してくれる。歌がずんずんうまくなり、高音ののびも素晴らしい。


大谷氏はいつものとおり、フランクなスタイルで、お得意の「イマズン」(ジョン・レノンの「イマジン」を富山弁に翻訳したもの)と「平和の祈り」を歌う。

若手の弁護士=坂本義夫氏が会場後方に設置したプロジェクターを使って、名古屋高裁の「自衛隊イラク派兵違憲判決」を抜粋して朗読。このプロジェクターは「9条世界会議」の公式DVDの試写も行った。




最後にアトラクションとして、なんとベリーダンスが登場! 「のほほんベリー」というグループ。この春の富山チンドンコンクールにはワラで作った大きなピースマークを掲げて参加したという。間近でみるベリーダンスに参加者は、いささか度肝を抜かれた感じであったが、長時間のイベントが最後になってさらに盛り上がった。



参加した家族のこんなきれいな映像も撮れた。(私の今回の自慢のショット)。

物販のブースには9条関連のグッズが集められていた。9条麺、9条茶、9条せんべい、9条招き猫、9条吟醸酒などなど。イラク派兵違憲判決文の冊子も持参した10冊すべて完売。署名も35筆ほど集まる。
飲食の店も出て、カレーライスやコーヒーがよく売れていた。

会場の片付けを終えて、いよいよ午後9時9分。地上に広げた「イルミネーション9」を囲んで9条ワインで「乾杯!」。
出入りがあったが、参加者は150人は越えていただろう。こうして初めての試みは成功した。