「日本初」ではなかった

 石井知事の施策が「日本初狙いか」と<憶測=かんぐり>を述べたが、調べてみたら残念ながら、「水と緑の森づくり税」という新税を実施した「日本初」は、富山県ではなく2003年4月から実施した高知県であった。続いて岡山県では2004年から。その他、島根県や熊本県などが続き、富山県は昨2007年4月から実施である。税額はいずれも個人については年間500円。
 直接調べたわけではないが、現在では全国19の自治体で導入ないし導入予定という。まあ、早い部類ではあろうが、初ではないので訂正する。

 この税は、広く「森林環境税」ともいうべきものである。森林を整備し、水源確保、治水などの公益的機能を守る費用を住民から広く薄く徴収しようというものであるが、金額が小さいことから、現状ではまだ象徴的な意味合いが強いという評価もあるようだ。
 税の使途としては、森林整備のハード事業(林業分野)から、森林の公益的機能の啓蒙・教育・広報活動などのソフト事業に至るまで広く考えられている。

 少し調べてみたらば富山県では、07年度、税額2億7千万円と寄付金5百万円とを基金に積み立てる方式で事業を行っている。5年間の期限付き。
 事業の内容は3本立てで下のようなものである。
1.里山再生整備事業   8500万円
2.みどりの森再生事業  7500万円
3.人材や情報関連事業
 とやまの森づくりサポートセンター活動推進事業 2800万円
 とやまの森づくり総合情報システム事業 2500万円
 とやまの森づくり普及啓発推進事業300万円
 県産材利用促進事業3400万円
 県民による森づくり提案事業 900万円
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by sumiyakist | 2008-07-20 21:10 | 地方自治


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