静岡大学教授・鈴木安蔵
2008年 04月 06日
「日本の青空」の主人公・鈴木安蔵の関係者が意外に近くにいることに驚いている。
映画を観る前に事前学習をしたらどうかということになり、もと富山大学教授で憲法学がご専門の篠原巌氏に事務局で講師をお願いしたところ、なんと、篠原先生は静岡大学教授時代の鈴木安蔵氏にゼミで2年間も教えを受けていたとのことである。これは願ってもないことと、鈴木安蔵の実人物像などの話も交えて講演をしていただくことになった。
じつは(これは以前から聞いていた)、かなり若い世代ではあるが、市民オンブズ富山の代表である青島明生弁護士も静岡大学の出身である。念のためにメールで確かめたら、
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(鈴木安蔵氏は)私が入学した頃にはおられませんでした。
鈴木安蔵先生が後任に引っ張ってこられた丸山健先生に教わりました。
(静大を退官されたのは)おそらく、7〜8年前の話ではなかったかと思います。
丸山先生によれば、映画のように苦労されたので、丸山先生には「丸山君、いざというときのためにお金を貯めて貸家を持った方がいい」と言われたそうです。
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とのことである。
いわゆる「恒産なくして恒心なし」を愛弟子に諭されたのであろうが、鈴木氏自身は、恒産がなくても恒心を持つこが出来ることを身をもって示したのかもしれない。丸山健氏は後に(S.52〜57)静岡大学学長を務められた。
なににしても、4/11の事前学習会は興味深いものになるだろう。
午後7時半から、小矢部市総合会館。地図
by sumiyakist
| 2008-04-06 22:30
| 憲法・教育基本法