オンブズの勝ち!

c0068917_19241869.jpg

 上の記事は、見ての通り、北陸のブロック紙「北陸中日新聞」の1面トップ記事である。行政裁判の、しかも原告がオンブズ組織で、控訴審での逆転勝利というのはたぶん初めてのことではないかと思う。トップ記事にしておかしくない事件である。にもかかわらず、地元紙である北国新聞は(まして隣の県の新聞である北日本新聞や富山新聞は)、見過ごしそうな小さな扱いである。
 「へぇ〜」と思いながらこの記事を読んでいて、この判決を出した裁判長は渡辺修明という人物であることを知った。ということは、われわれの知事退職金返還訴訟の控訴審で即日結審し控訴棄却判決を書いた長門栄吉氏はもう高裁金沢支部にはいないらしい。
 このブログでも触れたことがあるが、富山地裁の「不二越強制連行裁判」で、「強制連行の事実はあったけれども原告の訴えは棄却する。なんらかの救済措置も必要ない」という理も情もない判決に対して原告側は名古屋高裁金沢支部に控訴している。
 もしかして、この渡辺裁判長が出す判決だから高裁金沢支部の控訴審に期待が持てるかも知れないと、ふと思った。
 しかし、判決文はすでに前任の裁判長が書いていたのかも知れない。(ということは、われわれの控訴棄却はもとよりオンブズ津幡の逆転敗訴の判決を出した長門栄吉氏か?)記事を読みながら、そんなふうないろいろなことを考えた。
 
判決(判決文そのものを読んだわけではないが)は、いかにも原告側の肩を持つように見えるが、よくよく記事を読んでみると実のところは、裁判所の提出命令に対して知らん顔をしている「田舎市会議員」の開き直りに、裁判所のメンツをつぶされてプライドを傷つけられたための「報復判決」のように思えるのである。
 結局のところ、田舎政治家とヒラメ裁判官の、どっちもどっちの泥仕合ではないのか、というのが私の感想である。
[PR]
by sumiyakist | 2008-02-07 20:10 | 地方自治


<< 政務調査費とはなにか ソバを挽く >>