被告に会う!

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 9月9日、防災訓練とかで早朝から「出動」することになる。訳を話すと少し長くなるのでいまは触れないが、じつは、私は市社会福祉協議会が組織している「災害ボランティアコーディネーター」なるグループに属している。今日は県をあげての防災訓練とかで、我が市でも各種の訓練を実施することになっていた。

 そういうわけで、私は朝8時前から会場になる石動小学校へ「動員」されていたのである。われわれの訓練は、災害(地震)で避難し遅れた住民の何人かを車いすや担架で運んでくるというのが主な任務で、その他、サッカーゴールを使って仮設トイレを造るとか、取り残されて安否が確認されていない何人かの住民への対処をどうするかといったことを、これは図上で検討するとかいったものもある。

 それらはまあ、ここではどうでもいいのであるが、県レベルでの訓練とあって、途中で石井隆一県知事が視察に来るということは知らされていた。県内の他の地域でも同じように訓練をしているので、それらを巡回してくるとのことであった。

 上の写真が、たまたまわれわれのテントの前に来た時に写した写真である。婦人会の炊き出しテントや、消防の仮設救護施設、倒壊家屋に見立てた材木の山、地震を体験する起震車、給排水の復旧訓練などなど、小学校のグラウンド一杯に展開する訓練の様子を観閲して回っているときのワンショットである。後方には、やはり出動服に身を固めて随行している、わが小矢部市長・大家敬一氏も写っている。一部の写真記録も私の担当になっていたのでとっさにデジカメで撮ったのがこの写真。

 現知事は、前知事退職金返還訴訟の被告とはいうものの、法廷には勿論出てくることもなく、間近で顔を合わせるのは初めてのことであった。こちらから名乗りを上げる状況でもないから、まさか、自分を訴えている原告の一人が目の前にいようとは思いもせず、にこやかに「ごくろうさま」というような声をかけて隣のテントへ移っていったことであった。

 石井知事は元自治省のキャリアで、最後は消防庁長官を務めていたせいか、防災施策の充実を看板の一つに掲げているらしい。今日の訓練は地震という天災を想定してのものであるが、人災中の人災ともいうべき戦争を想定しての「国民保護法」に基づく条例を制定したり、その図上訓練を率先してやったりと、自分の得意分野をアピールするのに余念がないようでもある。
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by sumiyakist | 2006-09-09 22:44 | 知事退職金

山で暮らしながら下界に関わる日々


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