憲法をまもる小矢部の会
2006年 05月 11日
昨年の春から夏にかけて「小矢部で憲法を読む会」という、いわば憲法の輪読会のようなものを毎月開いたことがある。最初の1回は憲法学の専門家に「憲法入門」のような講義をしてもらい、あとの5回は自分たちだけで条文を読んで感想や意見を出しあった。毎回20人以上の参加者があって、ともかくも(「上諭」という付属文書も含めて)、前文と第1条から103条までの憲法の条文をじっくりと読んだことはそれなりに有意義であった。
その「読む会」の中心的なメンバーから声が上がって、自民党の「新憲法草案」も出され、教育基本法の改定案が上程されている現在の状況にかんがみて、勉強するという姿勢を一歩進めて「憲法をまもる小矢部の会」というのを立ち上げようということになった。
県内でも、これまでにある護憲・平和団体に加えていろいろな会やグループが新たに結成されて活動を始めている。各地域でもさらに細かく分かれて活動を始めているところもある。(医師だけの「9条の会」といったものも作られているようだ。)
その設立大会に富山国際大学教授の滝沢荘一氏の記念講演をお願いした。上の写真はそのチラシ(案)である。
by sumiyakist
| 2006-05-11 14:43
| 憲法・教育基本法