知事の退職金

 自治体のトップ、すなわち知事や市町村長のことを「首長」ということがある。「しゅちょう」が正しい読み方で、ときに「しゅうちょう」という人がいるが、それは「ラバさんのお父さん」=酋長であるから間違えてはいけない。
 冗談はともかく、首長の退職金とはいったいなんだろう?(ちなみに、議員には退職金はない。そのかわり、かなり有利な年金制度がある。)
 詮ずる所、月給の6割〜8割をプールしておいて退職時に一括して払うという給与の一部の後払いではないだろうか? 月給で支給されると(扶養者数などから、控除が少ないし)税金をたくさん取られるが、退職金で受け取ると税制で優遇されるから有利だ、という深謀遠慮があるのかもしれない。
 下の表は、今回の退職金問題を追究する過程で情報公開で得た資料である。全国の都道府県の特別職(三役)の退職金の計算方法一覧である。富山県だけが根拠条例・規則がないという特殊状態であることがわかる。(また、現下のテーマではないが、都道府県の規模の差の割には月給の格差が少ないのは意外である。もっとも、東京都知事などは週に2〜3回の登庁というから、これでいいのかもしれないが。)
 支給額算定の基本は、給料月額に在職月数を掛けて、それではあまりに高額になるので、手加減するために「支給割合」という数字を掛けて算出される、ということである。
 「在職月数」にもご注目いただきたい。民間や、行政でも一般職の場合は、ふつう「在職年数」を用いる。というか、それが常識である。
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by sumiyakist | 2005-07-04 21:24 | 知事退職金

山で暮らしながら下界に関わる日々


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