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富山(氷見)冤罪事件

c0068917_8585170.jpg 左の記事が「えん罪事件」の発覚を伝える報道である。マスコミは今に至るもずっと「誤認逮捕」という表現を使っているが、前にもかいたように、「誤って」ではなく、明らかに警察は「故意に」冤罪事件を作り出して来た疑いが強い。


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  前々回に書いた集会が富山で開かれた。冤罪事件の元被告・柳原さんは、各地の集会や大学でこの事件に関して講演をしてきたというが、地元の富山で公開の場で話しをするのは初めてであるという。
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 同じく警察の強引な捜査によって選挙違反事件がでっち上げられた鹿児島県・志布志事件の関係者も4人が遠路出席してくれた。こちらは、13人を被告とした裁判そのものが無罪となり、その自白を「作り出した」警察・検察の捜査手法が冤罪事件を生み出したとして俎上に上げられている。国家賠償請求(国賠)訴訟が提起されているのである。
 本裁判から引き続いて担当している野平弁護士は「国賠裁判で勝つのは非常にハードルが高い。裁判が無罪なのだから国賠で勝って当然だ、といった安易な取り組みではなかなか勝訴できない」と強く警告していた。志布志では14人(20人といったかも知れない)の弁護団で捜査記録などを徹底的に洗い出して分析を進めているという。
 国家(公務員)の不法行為に対して賠償を求めるわけだが、その不法行為(つまり違法な捜査)の立証責任は原告側にあり、しかも証拠の文書などは殆ど警察・検察側が持っているという構造のなかで闘わなければならないからだ。

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 志布志事件で違法な捜査手法として有名になった(悪名をはせたというべきか)「踏み字」の説明をする川畑幸夫さん。
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by sumiyakist | 2008-09-22 10:20 | 裁判批判

氷見えん罪事件

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 催しというなら、今週末に開かれるこちらの方を先にお知らせせねばならなかった。
 上のチラシは、写真版でご覧頂くには不向きな文字ばかりのものであるが、内容がそれほど固いものだということで、ご容赦いただこう。(時間があれば呼びかけ人に加わっていることだから、私が手伝うことも出来たのだが、ブログでお分かりいただけるように、なにしろこの間は催しが立て込んだのと盆明けから再稼働した本業とで、死にそうなくらい忙しくて、お任せ状態だった。)

 テーマはご覧のとおり、氷見えん罪事件(事件の概略は後出)。マスコミは「誤認逮捕」などと表現しているが、警察の「誤認」、すなわち、うっかりミスなどではなく、この被害者本人の話を聞くと、明らかに警察の意図的な「でっち上げ」事件なのである。
 警察は、逮捕した被疑者のアリバイを示す電話の通話記録を入手していたり、現場に残された足跡から靴の大きさも相当違っていたりするし、この種の事件では必ず行っているはずのDNA鑑定でも齟齬を来していたはずである。(警察・検察にとっては不都合な証拠だからか、裁判に提出しなかったらしい。)
 後日他所で真犯人が上がって自白したことでえん罪が発覚したが、そういう偶然の僥倖がなければ、永遠に真実は明るみに出ず、警察のでっち上げは闇の中のままだったということだ。
 もちろん、無実の罪を着せられた人の国家賠償を最大限勝ち取ることは大切であるが、どのようにしてえん罪が作り出されるのかの典型的な事案だと思うから、徹底的に真相を解明し、「再発防止」(なんとよく聞く言葉か!)のためにもしっかりと裁判をさせねばならない。

 チラシの裏面は文字で紹介する。

 <<富山(氷見)冤罪事件とは>>
2002年に富山県氷見市で起きた強姦事件と強姦未遂事件で逮捕、起訴された柳原浩さんは富山地裁高岡支部(中牟田博章裁判長)で懲役3年の有罪判決をうけ、服役しました。ところが、柳原さんは無実だったのです。満期釈放後の2006年になって、別の容疑により鳥取県警に逮捕された男性がこの事件の真犯人だったことが分かり、富山地検は異例の再審を請求しました。07年4月に検察・弁護側双方が無罪判決を求める再審裁判が開始され、10月に富山地裁高岡支部(藤田敏裁判長)は改めて無罪判決を出しました。
 逮捕から5年半ぶりに無罪判決を手にした柳原さんですが、「納得いかない、本当の意味で冤罪が晴れたとは思っていない」と怒りを隠さない様子が報じられました。再審裁判では犯行現場の足跡や自宅からの通話記録などから柳原さんの犯行でないことが認定され、前の有罪判決が取り消されました。しかし、これら無罪を示す証拠がありながら冤罪が作り出されたカラクリは隠されたままです。警察や検察のしたことは何も明らかにされていません。その解明のために柳原さんや弁護団は当時の氷見警察署の取調官や起訴した検察官の証人尋問を求めました。彼らは否認していた柳原さんを強引に自白させました。でも裁判長はその取調べを拒否したのです。
柳原さんはいま、この冤罪の成り立ちやその責任を明らかにし、被った損害の賠償を求める国賠裁判の準備を進めています。そこには冤罪被害からの名誉回復のみならず、同じような冤罪の再発を防ごうという強い意志があります。さらに、この冤罪をただすべきだった裁判所や弁護士の果たした役割がどのようなものであったかも、明らかにしなければなりません。

<<富山冤罪国賠を支える会(準)の発足と参加のお誘い>>
氷見冤罪事件に深い関心を寄せてきた富山県内外の市民たちによって、冤罪と闘う柳原さんの国賠裁判を支え、ともに冤罪の根絶をめざすために、「富山冤罪国賠を支える会(準備会)」を発足させました。これまで様々な国賠裁判を通じて蓄えてきた経験や知恵を活かし、冤罪の真相を明らかにする所存です。法曹界やメディアが見過ごしてしまい、そして私たちにも分からなかった冤罪事件だからこそ、その原因を具体的に解明する必要があります。ぜひ、多くの方々に参加していただき、共に冤罪を許さないための運動を進めましょう。

<支える会(準)呼びかけ人>
福富弘美(呼びかけ人代表)、浅野健一(呼びかけ人代表)、井上清志、磯部忠、高木公明、土屋翼、松永優、山際永三、小倉利丸、堀元政仁、石橋義之、マイケル・フォックス、八嶋博、山内美智子、金嶋久貴子、菊池正人、伯水永雄、野上明人、大島俊夫、勝山敏一、吉田樹、美谷克己、松永定夫、竹川愼吾、小島正之、林秀樹、渡辺よう、安田聡(2008年8月10日現在、順不同)
賛同人 宋安鐘

<支える会(準)連絡先>
富山0763-22-1549(堀元)、東京03-3290-9895(磯部)
メール toyamakokubai@gmail.com
<入会申込>
上記連絡先へ(電話またはメール)
会費2000円 会費振込先 郵便局 口座番号00190‐1‐336657 口座名義:富山冤罪国賠裁判を支える会



富山冤罪国賠裁判を支える会(準)HP
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by sumiyakist | 2008-09-17 20:05 | 裁判批判

民宿の亭主?

 お盆は民族移動の季節。わが家の祖霊たちは大阪郊外の墓地に降臨しているのであろうが、生者たちは「いなか」を求めて久利須村へやってくるのが恒例である。娘夫婦と孫たちをはじめ、親類や知人たちが入れ替わり立ち替わり、数日間の「田舎暮らし」を体験してゆく。
 今年は家族も含めて14人がピークであった。(過去には17人という年もあった。)
 この半月ほどは民宿の亭主のような役割を務めることになる。

c0068917_19503174.jpg氷見海岸へ海水浴と釣りに行く。炭窯改修を手伝ってくれた近くの友人夫妻も同行。日陰にテーブルが備えられていて無料のシャワーなどもある「穴場」で昼食。帰りには銭湯に入って、塩っ気を落とすのが恒例。

c0068917_19581668.jpg夕食は軒下の常設の炉(といってもブロックを積んでU字溝を乗せただけ)でバーベキューというのが定番のひとつ。野菜は自家製で間に合うが、肉類は買わなければ仕方がない。獲ってきた海の獲物が並ぶこともある。

c0068917_2032134.jpg朝はラジオ体操。宿泊者の割に参加者は少ない。大人たちの方が概して真面目である。

c0068917_2051812.jpg昼食の定番のひとつが流し素麺。竹を切ってきて二つに割り、節を取って樋を作り、井戸水をポンプアップした水を流す。ソバ猪口や箸も竹で作る。子供らはもちろん大喜びであるが、大人たちにも好評。

c0068917_2095860.jpg夜は花火というのは、いずこも同じ夏休みの定番メニュー。今年はペルセウス座流星群を見に裏山の頂上近くにあるキャンプ場までみんなで出かけた日もあった。

c0068917_20132586.jpg町へ下りる途中に宮島峡という小さな観光スポットがある。今年は駐車場などの施設が整備されたので賑わっていた。孫たちは近場でも十分満足していた。

c0068917_20154598.jpg夕食の定番のひとつ手巻き寿司。この材料はほとんど買ってこなくてはならないが、スーパーで買ったネタでもそこは富山のこと、旨い。
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by sumiyakist | 2007-08-17 20:24 | 自然と暮らし