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北陸電力を包囲せよ!

c0068917_2037463.jpg 富山県には原発はないのであるが、能登の志賀(しか)原発を所有している北陸電力(北電)の本社は富山市にある。その志賀原発には2基の原発があるが、両方ともいまは休止している。1号機は、臨界事故という重大事故を起こしておきながらそれを隠蔽していたという、二重の信じられないような出来事で世間を驚かせ、昨年3月15日から運転停止(その10日後に直近の断層を震源とする能登半島地震が起きた)。2号機のほうは、金沢地裁で運転差し止め命令が出されたにも拘わらず控訴して運転を続けていたのだが、これもまた天の配剤というべきか、蒸気タービンに欠陥が見つかって運転を休止していた時に地震に遭遇した。
 そういうわけで、2機の原発は停止しているのであるが、臨界事故という致命的な事故を起こしておいて、それを8年間も隠蔽して来た体質や、直近の活断層の存在が安全基準に照らして重大な疑義があることなどから、「北電に原発運転の資格なし!」として、2機の運転再開に反対する全国署名運動が起こされている。(現在までに51万8千あまりの署名が集まっている)。
 今日2月23日、その署名をもとに北電に対して「志賀原発を動かすな」という申し入れを行うための行動が行われた。みぞれが本格的な雪に変わってゆくようなひどい天候であったが、労組関係の動員もあったから、石川県からはもちろん、「もんじゅ」の運転再開に反対する福井や、地震で全7機の原発が停止している柏崎刈羽原発をかかえる新潟、さらに長野県からも来て、悪天候にも拘わらず500人の参加者があった。

c0068917_20382831.jpg 参加者は富山駅前の広場で集会のあと、市内をデモ行進して北陸電力本社に向い、本社を取り囲んでシュプレッヒコール。その間に代表が北電に申し入れを行った。写真は北電本社前をデモ行進しているところ。

c0068917_20392198.jpg 大雪注意報が出されていて、今夜はまた、少しまとまった雪がふりそうだ。帰宅して夕食を済ませて、いつものようにイロリで沸かしたお湯を湯たんぽに入れる。灯油が高騰して薪ストーブや湯たんぽが品切れするほど売れているというが、わが家は20年以上前からずっと愛用している。
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by sumiyakist | 2008-02-23 21:34 | 自然と暮らし

東京地検からの手紙!

c0068917_20503570.jpg 昨日、いつもの委託配達の郵便屋さんが、ハンコをくれというので、現金書留でも来たかと(笑)出てみると、東京地検から配達証明の封書である(左)。
 さて、なんだろう、交通違反程度のことで東京地検(しかも、欄の下にあるように特捜の事件番号がある)から召喚されるとも思えないし、などと思いながら封を切ると、出てきたのは一枚の紙切れ。

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 被疑者・松岡利勝の名前を見て思い出した。そういえば昨年の春(4月12日付け)、結局その後アベシンゾーの命取りになることになる松岡農水相の「なんとか還元水」問題で、政治資金オンブズマン という組織が、松岡氏を政治資金規正法違反で告発するように呼びかけていたのに呼応して、ハガキ一枚の告発状を東京地検へ送ったのであった。
 その処分(不起訴)の通知なのである。こちらはすっかり忘れていた。松岡氏は自殺し(他殺説も強かったが)、アベシンゾーは首相の椅子を放り出して、それなりにカタがついたことから、なんだか遠い出来事のように記憶は霧の中にかすんでいた。
 なぜ今頃まで時間がかかったのか知れない。検察でも忘れていた(笑)のを年度末の片付けをしていて、未処理事件の中から発見して慌てて処理したのだろうか。律儀といえば律儀なことである。
 それにしても不起訴でいいのかという疑問も残る。
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by sumiyakist | 2008-02-15 21:27 | 裁判批判

政務調査費とはなにか

c0068917_903141.jpg 左は今日の北陸中日新聞である。金沢市議会の政務調査費訴訟について、議会側が条例に定められた使途基準を逸脱して食糧費(飲食)に使ったこと認めて1500万円を返還するという。高裁判決を受け入れ上告しないということだ。市民オンブズマン石川の勝訴が確定する。

 政務調査費というのは、議員(あるいはその集団である会派)に対して、報酬とは別に支給されるもので、もとを尋ねれば国会議員の国政調査費にならって地方議員が要求して支給されるようになったものらしい。
 金額についてはまちまちで、上は東京都議会・大阪市議会の月額60万円から、県議会や政令指定都市や県庁所在都市の市議会で50万円〜30万円、人口20万人程度の市議会だと20万円〜10万円くらい、それ以下は7万円から1万円、とランクがある。ちなみにわが小矢部市(人口3万4千人)は2万円。
 かつては市長部局(行政側)からの掴み金のような感もあって「第2の給与」との批判もあったが、昨今は、支給については条例が制定されそれなりに制度化されてきた。しかし、使途については、粗い内訳の報告書だけで済ませる自治体が多く、不透明さが問題になってきた。
 議会も情報公開条例の実施機関になり、政務調査費の使途についても市民の監視が及んできて詳細な使途や領収書の添付を求める声が強くなっている。全国市民オンブズマン連絡会でも地方議会の政務調査費について集中的に情報公開を求め比較検討を行うなど、その透明化を進める活動に取り組んでいる。
 金沢市議会の事案についてもこうした流れの中での出来事である。
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by sumiyakist | 2008-02-13 10:29 | 地方自治

オンブズの勝ち!

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 上の記事は、見ての通り、北陸のブロック紙「北陸中日新聞」の1面トップ記事である。行政裁判の、しかも原告がオンブズ組織で、控訴審での逆転勝利というのはたぶん初めてのことではないかと思う。トップ記事にしておかしくない事件である。にもかかわらず、地元紙である北国新聞は(まして隣の県の新聞である北日本新聞や富山新聞は)、見過ごしそうな小さな扱いである。
 「へぇ〜」と思いながらこの記事を読んでいて、この判決を出した裁判長は渡辺修明という人物であることを知った。ということは、われわれの知事退職金返還訴訟の控訴審で即日結審し控訴棄却判決を書いた長門栄吉氏はもう高裁金沢支部にはいないらしい。
 このブログでも触れたことがあるが、富山地裁の「不二越強制連行裁判」で、「強制連行の事実はあったけれども原告の訴えは棄却する。なんらかの救済措置も必要ない」という理も情もない判決に対して原告側は名古屋高裁金沢支部に控訴している。
 もしかして、この渡辺裁判長が出す判決だから高裁金沢支部の控訴審に期待が持てるかも知れないと、ふと思った。
 しかし、判決文はすでに前任の裁判長が書いていたのかも知れない。(ということは、われわれの控訴棄却はもとよりオンブズ津幡の逆転敗訴の判決を出した長門栄吉氏か?)記事を読みながら、そんなふうないろいろなことを考えた。
 
判決(判決文そのものを読んだわけではないが)は、いかにも原告側の肩を持つように見えるが、よくよく記事を読んでみると実のところは、裁判所の提出命令に対して知らん顔をしている「田舎市会議員」の開き直りに、裁判所のメンツをつぶされてプライドを傷つけられたための「報復判決」のように思えるのである。
 結局のところ、田舎政治家とヒラメ裁判官の、どっちもどっちの泥仕合ではないのか、というのが私の感想である。
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by sumiyakist | 2008-02-07 20:10 | 地方自治