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参加80人!

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 去る6月17日(土)、午後2時から「憲法をまもる小矢部の会」の設立総会と記念講演会を開いた(写真は記念講演をしていただいた滝沢荘一教授)。富山市・高岡市や金沢市から参加してくれた人もあったが、それでも80人ほどにしかならない。
 準備会のメンバー(世話人)がチケットを持って相当程度「営業活動」をし、チラシを新聞折り込みするという、市民運動としては精一杯のPR活動をしてこの程度なのである。これがわが小矢部市民の憲法にかんするの意識の現状を示していると思わなくてはならない。
 以前に、「平和ボケ」という言葉が、9条改憲派から護憲派に対する批判として用いられたことがあったが、大衆的には、まさしく「戦後民主主義ボケ」とでもいうべき状況にある。憲法の保障する「人権と平和と民主主義」の恩恵はしっかり享受しておきながら、しかも、それがあたかも天然自然に備わったものであるかのように無反省である。良くも悪しくも憲法は空気のようなものなのである。
 憲法第12条は、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と説く。にもかかわらず、多くの人は、「不断の努力」などという面倒なことをしなくても「自然に保持されてるんじゃないか」「誰かが何とかしてくれるんじゃないか」と思ってきた。
 私は少年と言っていいような年頃から社会的・政治的な関心は強かったほうだが、特定の政治党派などに所属したことはない。いや、むしろ、いわゆる革新政党や労組の活動に、戦後民主主義を内部崩壊させかねない危うい要素が根強くあることを見て批判してきたといってよい。こんなことでは憲法をまもり抜くことは出来ないとさえ感じていた。
 だから、日本国憲法が危機的な状態に置かれることになったいま、「それみろ。だから言わないことじゃない」といいたい気持ちはやまやまである。しかし、そういってこの状況に背を向けたところでどうなるのか?  
 たまたま「ディープ・トヤマ」ともいうべきこの小矢部市に住んでいるときに日本国憲法の危機的状況に遭遇することとなった。これもまた何かのめぐり合わせであろう。
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by sumiyakist | 2006-06-21 09:32 | 憲法・教育基本法

民主党に注意を!

 国会が閉幕した。多くの法案を残したまま、延長もせずにあっけなく終わったことについて、小泉首相の真意がどこにあるのか、ポスト小泉を決める総裁選への配慮説から、プレスリーの墓参り心待ち説まで、いろんな推測がマスコミで流されている。
 私はそんな理由なんぞ詮索する気はあまりないが、今国会の後始末(審議未了法案の処理)に際して、民主党が、政府の教育基本法改定案の対案として出した「日本国教育基本法」案を廃案にせず、政府案とともに継続審議としたことに大きな疑念を抱かざるを得ない。

 終盤になって会期延長がないと見込みがついた時点では、民主党は自らの案を廃案にすると決めていたはずである。また、先の産経新聞の記事によれば、民主党の支持組織である日教組に対しては「どっちみちこの国会で廃案にするから」といって納得させて提出したものだともいう。
 にもかかわらず、最後の最後になって廃案にせずに、急遽継続審議とした。この方針転換の裏にいったい民主党になにがあったのか、あるいはもしかして、同党と自民党との間で何らかの話し合いがなされたのか。
 今国会終盤で「共謀罪法案」について自民党が民主党案を丸呑みして成立をはかろうとしたことを、われわれは肝に銘じて覚えておくべきである。

 教育基本法の改定問題に関して言えば、民主党案は、党内よりもむしろ自民党から高い評価を受けていた。(自民党の中に置けば真ん中よりずっと右側に位置することになる「文教族」の西岡武夫氏が中心になって取りまとめたものであるから、当然のことであろう。)小泉首相も審議の答弁中にその前文の一部を音読して「いい文章ですね」と感心してみせる場面もあった。
 秋の臨時国会で民主党案を与党が丸呑みすると言ってくることはないのか? そういう場面になったら、民主党はいったいどう対応するのか? 共謀罪の時のように蹴ることが出来るのか? いや、われわれは民主党に蹴らせることが出来るのか?

 民主党というのはなにをするか分からない政党だと思っていた方がいい。したがって民主党に対してこそ、その裏の動きに常に注意を払い、圧力をかけ続ける必要がある。 
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by sumiyakist | 2006-06-17 22:22 | 憲法・教育基本法

共謀罪法案「丸呑み」?

共謀罪法案丸のみの政治 − 小沢一郎を説得したのは米国大使
 じつは私も、テッサロニケのいう、あわてふためいた一人かも知れない。昨夜の「民主党案丸呑み」という情報に「えっ、なんでや!?」と思ってメーリングリストでやりとりしたのであるが、あまり詳しい事情はわからない。ともかく民主党に抗議しようとFAXをするが、「ご意見拝聴」のFAX番号はずっと話し中。仕方なく管直人のFAX番号に送る。いったい、昨夜から今日まで何通の抗議や要請や懇請のFAXが民主党本部に来たのだろうか? 知り合いの民主党議員に訊いてやりたいものだ。
 多分、昨夜から今日午前中、民主党事務所のFAX機は延々と紙を吐き出し続けていたのではないかと思う。メールも殺到したであろう。私ももちろん、メールも打った。電話もひっきりなしに入っていたろう。
 その結果(だろうと私は考える)、民主党幹部は恐れをなして自民党の丸呑みを蹴ったのだ。もともと彼らはそれほど乗り気ではなかったはずだ。だから、この抗議の大波に驚いて国対に方針転換を指示したのだろう。
 今回に関しては、テッサロニケのいう「左翼」の、ブログ・メール・FAX・電話の総合力の勝利である。
 しかし、私はいくつか意見を異にする点(皇室崇拝、安田好弘弁護士評価など)はあるが、彼の言うことに賛同する点も多い。
 とりわけ、民主党の「対案病」を何とかしないと、たとえば、教基法について自民党が民主党の案を「丸呑み」して来たりしたら、どうするのか? 民主党への働きかけが重要だという分析には(その他、9条の会のマーケティング問題などもそうであるが)共感する。
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by sumiyakist | 2006-06-02 22:46 | 憲法・教育基本法