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火牛祭り

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 古くから続けられている祭りは県内各地に残っているが、一方で新しい祭りも次々生まれている。小矢部の「源平火牛祭り」も新しい祭りのひとつである。石川県境の倶利伽羅(くりから)峠で、木曽義仲が「火牛の計」で平家の大軍を打ち破ったという故事にちなんで、藁で造った巨大な牛を紅白2頭用意して3人が1チームとなって押したり引いたりして競走させるというものである。
 まあ、馬鹿馬鹿しいといえばそれまでであるが、5〜6年ほど前に商工会の青年達が始めたイベントであるが、次第に洗練されてそれなりに見栄えもよくなり、新しい祭りとして定着しつつある。
 今日、7月30日がその本番の日であった。心配された天気も回復し、老若男女に子ども達でにぎわった。ある商店の女将さんの曰く「こんな人出は商店街始まって以来じゃないでしょうか」というほどであった。
(複数写真のレイアウトの方法がよく分からない。)
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by sumiyakist | 2005-07-30 23:35 | 自然と暮らし

ズッキーニ物語

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 「富山型」民主主義論もいいのであるが、この暑いのにますます熱くなりそうなので、いったん措くことにする。閑話休題。
 写真は我が家の畑のズッキーニである。なぜ小矢部の山奥の畑にズッキーニなどというハイカラな野菜があるのか? 話せばこんな物語がある。
 いまはもう熱も冷めてしまったようであるが、小矢部市にクロスランドが出来てからというもの、突如として「イタリアブーム」が勃発した。何故か?
 タワーの下にダビンチ・ミュージアムという、博物館というにはいささかお粗末な展示場がある(今も細々と営業中のはず)。では、何故レオナルド・ダ・ビンチか?
 クロスランドは、小矢部市が高速道路がクロスする交通の要衝である(本当かどうかは訊かないで!)ことを象徴する→交通機関の一つである飛行機(ヘリコプター)の原型はレオナルド・ダ・ビンチが考案した(これも本当かどうか訊かないで)→クロスランドにダ・ビンチのミュージアムを造る
 こういう三段論法で建設されたらしいのである。この飛躍が素晴らしい(笑)。
 「それがズッキーニとどういう関係?」
 まあ、そんなに先を急がないで。
 以上のようなわけで、小矢部市はダ・ビンチの生地であるイタリア中部のヴィンチ村と友好関係を結ぶことになり、市長を先頭に何度か訪問団がヴィンチ村を訪れることとなった。そのいずれの時にか、訪問団にいた農業関係者に対してイタリア野菜を栽培するよう、市長からご下命があったのだという。その作物の一つにズッキーニがあったというわけである。
 さてそのズッキーニ。農協から勧められてわが宮島地区でも何人かが栽培してみた。割りに栽培は楽なのだが、花が咲いて実がつき、小指大からキュウリ大、放っておくとすりこぎ大、ヘチマ大と、どんどん大きくなる。どの段階で収穫するべきか分からないし、料理法も分からない。形が似ているからとキュウリと同じように調理するとあまり美味くない。
 「いらんか?」 といわれて1,2本貰ってきたのが5〜6年前。花にムースを詰めて食するという優雅な使い方もあるそうであるが、私は丸元淑生氏の本に従ってトマトと一緒に炒めてみると、これが美味い。丸元氏はトマトとズッキーニを「黄金の組み合わせ」といっている。
 以来、定番はトマトとズッキーニのスープパスタ、夏野菜が全員出場してのラタトゥイユ、あるいは、輪切りにして塩・コショウ・オリーブオイルをまぶして炭火焼きの「ステーキ」、そして天ぷら。
 小矢部市全体では果たして作物として定着したのかどうか定かでないが、我が家の夏野菜の主役級としてはすっかり定着し、友人達にもズッキーニファンが広がりつつある。
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by sumiyakist | 2005-07-28 22:55 | 自然と暮らし

「富山型」民主主義

 以下は「富山型」民主主義についての私の年来の持論である。
 現在の(少なくとも「これまでの」)富山県の政治形態は、民主主義の形は取っているが、実際は、その内実は封建領国制ともいうべきものである。すなわち、首長は封建領主(殿様)、幹部職員や議員は重臣、一般職員は家臣団である。そして残念なことに、住民自身が、自立した「市民」であるよりも、封建制下の領民の意識なのである。
 20年ほど前、私が富山県民になったときには既に中沖豊氏はすでに富山県知事であった。あの赤ら顔のつやつやした顔をテレビなどで見るとき、その物腰や話しぶりは、どう見ても「殿様」の印象であった。その後、自分の住む小矢部市はもちろん、いくつかの市町村の首長・職員・議員・住民の実態を知ることとなったが、どこでも殿様家来領民という雰囲気が濃厚に感じられた。
 首長や議員は、手続き的には間違いなく直接選挙で選び選ばれ、あるいは、行政職員は、公正な規則に基づいて採用される(注)。すなわち表面的には、民主主義的な手続きで成り立った近代的な関係があるのだが、人々の意識の古層は依然として封建領国制下の意識が続いていると考えると、上に述べたような、それぞれのポジションの人間の行動様式がよく理解できる。エートス(日常的な心性・慣習)というものの強さとか連続性に驚かされる。

注 行政職員の情実採用(縁故採用・口利き採用)についてはよく聞かされる。今もないとは言えないであろうが、大勢は公正な手続きで採用されていると思う。
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by sumiyakist | 2005-07-27 08:01 | 知事退職金

「数が通れば道理が引っ込む」

 この3日間ほどの記事をご覧いただけば分かるとおり、日本の議会というのは「数が通れば道理が引っ込む」世界である。虚心に討論を聞けば、どちらに分があるか一目瞭然であるが、採決をすると結束した多数派の思うままになる。
「今までやってきた議論は何だったんだ!」というわけである。(ただの「ガス抜き」(笑))
 このごろ、「国政の問題はこれしかない!」みたいに国会で騒いでいる郵政民営化法案にしても、最後には中身の議論はそっちのけで、数の確保のために脅したりすかしたり、てんやわんやである。
 せめて地方議会は党議(会派)拘束したりせず、議員の一人ひとりが自分の考えで議案に賛否を示すようにならないものだろうか。代議制民主主義の先進国はみんなそうしているが、わが国では依然として、「とかくメダカは群れたがる」「みんなで渡れば恐くない」「寄らば大樹の陰」「数は力」思想が蔓延している。代議制という擬制の、更に擬制みたいなものだ。
                 *
 この県議会の議事録の掲載について、いろいろご意見を頂いた。中に、湊谷氏がしっかり反対討論をしているのを知って嬉しかった、というメールがあった。情理を尽くした討論だったと思うが、結局、議場の中に閉じこめられてしまえば、氏の支援者でさえ、そのことを知るすべはない。「議会は準密室だ」と私の言う所以である。マスコミが県の広報機関化していて、批判的な視点をきちんと持てないのも県民にとって不幸だ。
 その湊谷氏の反対討論であるが、退職手当条例第15条の規定にふれてはいるが、それ自体が地方自治法に違反するとは考えず、当局が有識者による懇話会の結果をはじめに結論ありきとして議会に押しつけてくるのは条例違反であると、この条項をテコにして迫っているのは、議員感覚の落とし穴である。素直な目で地方自治法204条を読み直してみれば、われわれと同じようにハタと膝を打ったはずである。まさに「コロンブスの卵」である。
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by sumiyakist | 2005-07-25 15:07 | 知事退職金

賛成討論

 議会というところは公平を重んじるというか、形式を大切にするというか、反対討論があれば、必ず賛成討論をしなければならないことになっているようだ。討論を聞いて表決を決める(変える)議員がいるわけでもなく、すでに会派で決めてしまっているのだから、わざわざ賛成討論するのは時間の無駄のようにも思える。
 そういう気分があるから、賛成討論というのはおざなりになりがちである。以下もその例外ではない。当ブログは形式的公平など気にとめないのだから、別に賛成討論を紹介する必要もないのだが、それがどの程度のものかというサンプルとしてご覧いただく。
 議事の順序としては、湊谷氏の反対討論があって、その次に賛成討論が入る。そして江西・火爪と続く。だから、先の江西氏の反対討論の中に「先ほど竹内君の話を聞いたら」うんぬんの語があるのである。(そのあと、何本反対討論が続いても、対抗して賛成討論はしないようだ。)
 竹内弘則氏(写真下、婦負郡選挙区)は婦中興業のオーナーであり、「いわゆるひとつの」土建議員である。中沖前知事の積み増した8000億円以上の借金のうちのいくらかの額は氏の婦中興業の経理に収入として計上されたことであろうから、もっとはっきり請け負い額の総計などをあげて「感謝討論」でもすれば面白かったろうに(笑)。同様に議事録から転載する。
                  *
◯44番(竹内弘則君)議案第125号前富山県知事に対する退職手当の額決定の件については、自由民主党はこれに賛成であります。その立場から討論をいたします。
 中沖前知事におかれましては、昭和55年の初当選以来、県勢の発展と県民福祉向上に6期24年間にわたり、それこそ全身全霊を注がれ、数多くの功績を築かれましたことは、多くの県民が認めているところであります。長年にわたって県づくりに努力されてきた結果、富山県は「住みよさ日本一」との評価を受けるまでになったことは、県民の皆様方も十分御承知のことと思います。
 さて、提案されております前知事の退職手当の額につきましては、議会でその額を決定することができることとされております。本県の場合は、これまでの例によれば、退職手当の額は約2億8,000万円程度になるわけでありますが、当局におかれましては、昨今の厳しい社会経済情勢や他県の例、さらには本県の財政事情などを十分考慮された提案であると考えます。
 命がけで県政に尽力された中沖前知事の多大な功績は、筆舌に尽くせないものであります。よって、提案されている退職手当の額については、我が党といたしましては適切なものであると考え、十分承認し得るものであることを申し上げ、議案第125号に対する賛成討論といたします。
 以上です。
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by sumiyakist | 2005-07-24 08:28 | 知事退職金

反対討論 その2

 昨日に続いて、中沖前知事への退職金支給の議案に対する十二月県議会での反対討論である。江西甚昇氏(写真は下左。新・県民会議、富山市選挙区)と火爪弘子氏(写真は下右。日本共産党、富山市選挙区)のそれぞれの反対討論を議事録から続けて転載する。(なお、昨日の湊谷氏のも含め、顔写真も県議会ホームページから転載)。
                   *
◯37番(江西甚昇君)議案第125号について反対をいたします。
 その理由は、2億3,500万円という金額は、一般県民の常識から考えますと、かけ離れているということであります。半期ごとのボーナスすら払えない企業、また仕事がなくて右往左往している中小企業の皆さん方が、これを聞いてどう思いますか、皆さん。富山県というのは大変に金が余って、幾らでも退職金を払う組織かなと、こういうふうに思わざるを得ないわけであります。
 そもそも民間の法人で役員に対する退職金を払う場合は、社会通年上妥当な金額を超えると損金算入は認めなくなる。法人税法第36条に、まず最高のもらった金額掛ける勤続年数、功労度合いを1、2、3、一番多くても3倍以上払うと損金扱いをしないから、払う分の金は全部税金で持っていきなさいというのが、税法の考え方であります。
 役所は税金を払う立場じゃありません。だから、幾ら払っても役所は税金を取られることがないから、こういうことに関心がないわけだろうと思います。実際、民間というのは、いかに厳しい形で退職金を用意して、そして金を少しでも経営上残していく努力をしているのが民間の考え方であります。そういうことを思うと、県の財政に対する県職員、そして新しくなられた石井知事の感覚が私は甘いと思います。
 先ほど竹内君の話を聞いたら、中沖県知事は精神を打ち込んで一生懸命やったと言います。彼の口癖は、何でも「日本一」であります。日本一のためには金を惜しまないというのが彼のやり口であります。
 今は、先ほどの話ではありませんが、1兆円弱の借金があるんですね。まずこの借金をどうするかということは、この退職金を払う前に、はっきりした形で述べておく必要があると私は思いました。皆さん、一般県民には、失業して苦しい思いをしている人がたくさんいます。退職金すらあたらない民間があるわけでありますから。
 ちなみにこの2億3,500万円は、1世帯、5人とは言いませんが平均5人としたら、1,000円ずつなんですよ。1人200円だからね。こんなことまでしたら、一般は大変苦しい中で、もち代ぐらい、1,000円ぐらい逆にやったほうが、よっぽど県民は、県は私たちのことを考えてくれると、こういうふうに思ってもらえるものだと思っております。
 そこで、この金を出すことについての非常識な県の考え方をまずただしたいと思います。また、これを払っても、中沖氏は、「おら、やっとる間に1兆円も借金してしもうたもん、後始末が大変だから、こんなもん要らん」と言って多分断ってくれるものだと信じておりますから、どうかこの議案にみんなして再調整の必要があるということで反対してほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上であります。
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◯2番(火爪弘子君)日本共産党として、議案第119号市町村の廃置分合に関する件、議案第124号一般会計補正予算及び第125号前知事に対する退職金手当の額決定の件の3件に反対する立場を表明し、以下に一括してその理由を述べます。
(中略・引用者注=前の2議案に対する反対討論を省略)
 次に、前知事の退職金額について一言述べます。
 現在の県民の置かれている経済環境を考えるときに、計算の仕方にいくら理屈をつけようとも、2億3,500万円の退職金は県民感情からは受け入れられないのではないでしょうか。私企業と違って、知事の退職金は県民の税金です。今年度、愛知や福島県でも知事退職金減額の措置が条例をつくってとられているそうです。しかも、県財政が抱える借金は9,700億円余、新年度予算は400億円の財源不足です。当局の再検討を重ねて要請し、以上、反対討論といたします。
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by sumiyakist | 2005-07-23 09:03 | 知事退職金

反対討論 その1

 昨年12月の富山県議会で前中沖知事の退職金を決定する議決が行われたのであるが、県議会議員の名誉のために、全員が賛成したわけではないことも述べておかねばなるまい。
 前知事の退職金を2億3千5百万円とするという知事提案の議案に対して、最終日の12月16日に本会議で討論・採決が行われた。具体的な票決(賛否数)までは知らないが、反対討論をしたのは、湊谷道夫(社民党)、江西甚昇(新・県民会議)、火爪弘子(共産党)の3人である。
 発言順に紹介する。今日は湊谷氏(下の写真・新湊市選挙区)である。(富山県議会のホームページの議事録のなかから該当部分を転記)。
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 ◯26番(湊谷道夫君)中沖前知事の退職手当の額にかかわる議案第124号及び第125号について、反対の立場から意見を申し上げます。
 退職手当の額については、12月6日、社民党議員会に説明がありました。翌7日、経営企画部長に対して社民党議員会としての見解を申し上げ、慎重な対応を要請しました。その内容は以下の3点に要約されます。
 1つは、富山県職員退職手当支給条例の第15条は、「知事、副知事及び出納長の在職期間に対する退職手当の額は、この条例の規定にかかわらず、議会で議決する額とすることができる」と定めていますが、特別退職手当検討懇話会の検討結果が即決定したごとくにマスコミに発表されました。手続的に問題があること。
 2つ目には、前知事の退職手当の額が、6期24年間とはいえ、2億3,486万4,000円は、今日の社会経済情勢や県財政の状況を見るときに、極めて高額という印象は免れず、県民感情に沿わないこと。
 3つ目には、退職手当の問題が県民の批判にさらされれば、前知事にとっても不本意なことでもあり、多年にわたる御苦労や功績にも傷をつけることになりかねないこと等々を申し上げて、より慎重な検討を要請いたしました。
 しかし、12月10日、退職手当の額2億3,500万円の案件が追加提案されました。前知事の立場に思いをいたし、私たちなりに率直な意見を申し上げたのでありますが、結局は結論が先にありきで、聞く耳を持たず、県民感情を顧みない姿勢であり、懇話会を隠れみのにした姑息な手法であります。2億3,500万円という高額な退職手当の額は、退職時の月額給料130万円で計算しても、実に180カ月分に相当する額であります。
 富山県の財政状況は、1兆円の県債残を抱え、平成17年度には400億円規模の財源不足が見込まれる厳しい状況の中で、石井知事は新年度の予算編成方針を各部局に通知いたしました。
 退職手当懇話会の会議録には、厳しい意見があったことも付記して議会に伝えてほしいとの御意見がありました。この意見から推測すれば、懇話会では種々の意見があり、結論は当局案に対して意見が分かれたということであります。
 中沖前知事の功績、評価は、退職手当の額のかさで左右されるものではないと思います。しかし、県民の目線や県民感情、庶民感情に沿わない退職手当の額であれば、前知事の多年にわたる功績や評価にも傷をつけかねないのであります。このことを重ねて強調申し上げて、社民党議員会としての反対討論といたします。
 以上であります。
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by sumiyakist | 2005-07-22 21:46 | 知事退職金

現物支給

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 平成の大合併で1000以上の市町村が消滅した。ということは、それだけの数の首長や助役などの特別職が失職したということである。すなわち、それだけの退職金が支払われたということである。
 今年4月に新富山市が誕生したが、それにともなって失職した7市町村の特別職に支払われた退職金は3億円を越えた(カムバックした森雅志氏への約3000万円も含めて)といわれる。全国では数百億円規模に上ることは間違いない。この借金財政のおりに、まさに大盤振る舞いである。
 以前、われわれ市民オンブズ小矢部では首長の退職金を「現物支給」にしたらどうかと話しあったことがある。
 いまは、ハコモノ建築全盛時代の首長がほとんどだから、それぞれの首長ご自慢の建築物が一つや二つあるであろう。しかし、実際は無駄で使い道に困っているものも多いはずだ。で、退職金代わりにそれを現物で進呈するのである。
 無駄で維持費のかかるハコモノは減るし、退職金を支出する負担も減る。一石二鳥のアイデアである。
 われらが小矢部市では来年、市長が5期目の任期切れを迎える。退職金は1億円ほどになるはずである。(この額を知れば怒り心頭に発する市民も多いことであろう。)彼の自慢のハコモノはかの有名なクロスランドタワー(右の写真)である。だから市長には現物支給でこれを差し上げる。
 といっても、建設当時は10数億円したといわれるものだから、いくら中古でも、これでは過剰支給になる。そこで、お釣りを払って貰わねばならない。時価との差額、まあ、7〜8億円を月賦でいいから市へ納めていただくことにする(笑)。
 こういう制度をつくれば、無駄なハコモノに対する抑制にもなる名案だと思うがどうだろう。もちろん、きちんと条例化して法的にも遺漏なきを期する。
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by sumiyakist | 2005-07-20 07:46 | 知事退職金

中小自治体の首長退職金

 特別職の退職金といっても、都道府県知事、政令指定都市、それと同格の中核市などの規模の大きな自治体と、小さな市町村とでは、少し違うようである。
 富山県で独自に退職金に関する条例を備えているのは富山市だけのようで、その他の一般の市町村は総合一部事務組合という組織を作って、退職手当に関する条例を制定している。(なお、高岡市には「退隠料」という、古語のような名称の一種の年金制度があることを発見した。退職一時金か年収の3分の1を基礎とする退隠料という年金を貰うか、選択できる制度らしいが、今は深入りせず後日の研究テーマとする。)
 さて、一般市町村の特別職の退職金であるが、「富山県市町村職員退職手当組合退職手当条例」という長い名称の条例によれば、次のようになっている。(今年の3月に条例改正が行われ、こちらも首長に関しては1期4年ごとに支給するようになったというが、既往分の額の算定には従前のこちらの方を採用するはずだ。)

第7条 組合市町村の長、助役、収入役、教育長及び企業管理者(以下「特別職」という。(中略))の勤続期間を有する者に対する退職手当の額は第3条の規定により計算した額(*引用者注)に次の各号に掲げる割合を乗じて得た額とする。(中略)
(1)長の期間については、1年につき    100分の500
(2)助役の期間については、1年につき   100分の280
(3)収入役の期間については、1年につき  100分の250
      (以下略)

*第3条というのは一般職の退職手当支給の原則を定めているもので、最終の給料月額に勤続年数を区分して以下のような割合で乗ずるとしている。
(1)1年以上10年以下の期間については、1年につき100分の100
(2)11年以上20年以下の期間については、1年につき100分の110
(3)21年以上24年以下の期間については、1年につき100分の120

 すなわち、ここでもやはり、知事などと比べるとやや低いながら、いわゆる「支給割合」と同じような仕組みがあることが分かる。つまり、「1年につき」と、知事などの、在職月数をもとにするのと違って、一般職と同様に年数をもとにしているように一見みえるが、「1年につき100分の500」を乗ずるということは、実際は月数(年数×12)を掛けて支給割合を12分の5(41.7パーセント)にしたのと同じことになる。
 知事らの60〜75パーセントと比べれば、少し低いものの、やはり一般市民の感覚からすればなんの根拠もなく高いものといえる。
 例えば、月給100万円の首長が5期20年在職して退任する場合だと、
 1年目〜10年目に関しては100万円×10×5=5000万円
 11年目〜20年目    100万円×1.1×10×5=5500万円
                        計1億500万円
となる。 
 
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by sumiyakist | 2005-07-19 14:09 | 知事退職金

キス釣り

 今日は休日だし、堅い話はお休み。
 明日は海の日ということでもあるので(なんという口実!)、午後から、氷見の知り合いへ木酢液(炭焼きの副産物)を届けがてら、友人夫婦と灘浦海岸へ魚釣りに行く。晴れて気温も上がったので海水浴や磯遊びの人出は多いが、いつもの釣り場の堤防にはわれわれの他には3〜4人だけ。日が落ちるまで3〜4時間、竿を出す。
 「えっ釣果? それは秘密」。でもいくらかは釣れたという証拠写真を。c0068917_21351379.jpg
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by sumiyakist | 2005-07-17 21:36 | 自然と暮らし