カテゴリ:憲法・教育基本法( 57 )

共謀罪法案「丸呑み」?

共謀罪法案丸のみの政治 − 小沢一郎を説得したのは米国大使
 じつは私も、テッサロニケのいう、あわてふためいた一人かも知れない。昨夜の「民主党案丸呑み」という情報に「えっ、なんでや!?」と思ってメーリングリストでやりとりしたのであるが、あまり詳しい事情はわからない。ともかく民主党に抗議しようとFAXをするが、「ご意見拝聴」のFAX番号はずっと話し中。仕方なく管直人のFAX番号に送る。いったい、昨夜から今日まで何通の抗議や要請や懇請のFAXが民主党本部に来たのだろうか? 知り合いの民主党議員に訊いてやりたいものだ。
 多分、昨夜から今日午前中、民主党事務所のFAX機は延々と紙を吐き出し続けていたのではないかと思う。メールも殺到したであろう。私ももちろん、メールも打った。電話もひっきりなしに入っていたろう。
 その結果(だろうと私は考える)、民主党幹部は恐れをなして自民党の丸呑みを蹴ったのだ。もともと彼らはそれほど乗り気ではなかったはずだ。だから、この抗議の大波に驚いて国対に方針転換を指示したのだろう。
 今回に関しては、テッサロニケのいう「左翼」の、ブログ・メール・FAX・電話の総合力の勝利である。
 しかし、私はいくつか意見を異にする点(皇室崇拝、安田好弘弁護士評価など)はあるが、彼の言うことに賛同する点も多い。
 とりわけ、民主党の「対案病」を何とかしないと、たとえば、教基法について自民党が民主党の案を「丸呑み」して来たりしたら、どうするのか? 民主党への働きかけが重要だという分析には(その他、9条の会のマーケティング問題などもそうであるが)共感する。
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by sumiyakist | 2006-06-02 22:46 | 憲法・教育基本法

アドバイスを聞こう

村田昭治をブランディング戦略とコミュニケーション戦略の総司令に
 人気ブログの「世に倦む日々」(thessalonike)が立て続けに憲法問題(というより、護憲運動に対する親身な批判とアドバイス)を述べている。
 私はどちらかというと(批判的に取り上げられていた)辺見庸などに近い感覚の人間であるが、thessalonike氏のいうことには相当程度頷かざるを得ない。
 珍しく日曜日であるにもかかわらず新規の記事を書いていて、なにごとかと思ったのであるが、村田昭治という人物の登用を勧めている。そこそこ「知名人」の名前を知っているつもりでいたが、村田昭治という人については全く知らなかった。ネットなどを見ればマーケティングの大家なのであろう。
 「9条の会」や「マガジン9条」のヘッドクオーターが氏のアドバイスを虚心に読み、積極的に取り入れてくれるよう期待している。(私自身もそうありたい)。


↓このバナーはまた別のブログ「雑談日記」から拝借している。
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by sumiyakist | 2006-05-21 20:52 | 憲法・教育基本法

「誰か」が「何とか」

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  上の写真は「憲法をまもる小矢部の会」設立大会のチラシ案の裏面である。
 国民投票法案の上程が今国会にもあるかもしれず、「改憲」が差し迫った政治テーマになりつつあるが、改定に賛成にしろ反対にしろ、一般の意識はさほど高くないのがじっさいだろう。
 憲法第12条は、
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」
と説く。にもかかわらず、多くの人は、「不断の努力」などという面倒なことをしなくても「誰かが何とかしてくれるんじゃないか」と思ってきた。
 「配給された民主主義」という戦後日本の政治意識を揶揄する言葉もあったが、それは一面の真実を衝いていた。その帰結としての日本型「おまかせ民主主義」ができあがった。その弱みをついて、いま「誰か」が「何とか」しようとしているのである。
 滝沢教授のメッセージにあるように、この憲法=民主主義は「多くの血と涙が流された後に、やっと、手に入ったもの」であることを、深く思い起こすべき時が来たのである。
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by sumiyakist | 2006-05-13 10:35 | 憲法・教育基本法

憲法をまもる小矢部の会

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 昨年の春から夏にかけて「小矢部で憲法を読む会」という、いわば憲法の輪読会のようなものを毎月開いたことがある。最初の1回は憲法学の専門家に「憲法入門」のような講義をしてもらい、あとの5回は自分たちだけで条文を読んで感想や意見を出しあった。毎回20人以上の参加者があって、ともかくも(「上諭」という付属文書も含めて)、前文と第1条から103条までの憲法の条文をじっくりと読んだことはそれなりに有意義であった。
 その「読む会」の中心的なメンバーから声が上がって、自民党の「新憲法草案」も出され、教育基本法の改定案が上程されている現在の状況にかんがみて、勉強するという姿勢を一歩進めて「憲法をまもる小矢部の会」というのを立ち上げようということになった。
 県内でも、これまでにある護憲・平和団体に加えていろいろな会やグループが新たに結成されて活動を始めている。各地域でもさらに細かく分かれて活動を始めているところもある。(医師だけの「9条の会」といったものも作られているようだ。)
 その設立大会に富山国際大学教授の滝沢荘一氏の記念講演をお願いした。上の写真はそのチラシ(案)である。
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by sumiyakist | 2006-05-11 14:43 | 憲法・教育基本法

憲法改定意見投票

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  昨日、4月29日に富山市のファミリーパークという動物園を会場にして富山のアースデーが開かれた。好天にも恵まれて、今日の新聞によれば1万7千人の入場者があったという。会場でいくつかのグループが憲法9条を改定することの賛否を尋ねる意見投票を行っていた。改定に「賛成」「反対」「わからない」の欄にシールを貼るだけの簡単なものである(右上の写真)。
 これは全国規模で行われているのであるが、特段組織的にやられているわけではなくて、各地のグループや個人がてんでに取り組んでいて、いちおう、憲法記念日の5月3日までの結果を集約して発表しようというものである。
 私は「平和をつくる富山県連絡会」というグループに加わってやってみた。アースデー会場に来るような人は平和志向が強いせいか、圧倒的に改定反対が多かったようだ。
 2チームで午後1時から3時まで行った結果は次の通りである。
   憲法9条変えるのに
   ●賛成 5
   ●反対 187
   ●わからない 30

 意見投票参加者の声
 「戦争放棄は維持すべき」「戦争には絶対反対です」
 「9条守らずに何を守るか?」「命はもっとも尊い物。
  戦争をもう二度と繰り返してはいけないと思う」
 「自衛隊の現状(戦力維持)などについて、法律で
  定義すべき」
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by sumiyakist | 2006-04-30 20:59 | 憲法・教育基本法

公明党に意見を

 教育基本法改定案のツメが急ピッチで進められている。与党(自公)間での調整で、「愛国心」「国を愛する心」という表現に公明党が難色を示しているのがひとつの障害になっているのは周知のことである。現在の公明党はどういう姿勢かと思ってHPを覗いてみた。ちょうど、太田昭宏幹事長代行のインタビューが載っていた。
 どう読んでも、教基法について、強いて言えば付け加えることはあっても、現行法を廃止する必要があるとは思えない内容である。そこで、太田氏に、HPを通じて意見を申し上げることにした。
 数年前(2001年5月下旬)、創価学会名誉会長・池田大作氏が朝日新聞の論壇に教基法を守るべきだという投稿をしていたことがある。確かにしまっておいたはずの切り抜きを捜したが見つからなかった。しかし、その事実は間違いないし、その後、それを撤回した文章を見たこともないので、そのことにも触れておいた。
                   *
 ウェブで教基法改定のご意見を拝見しましたが、現在の教基法のどこがどのように悪いので改定するのか、なぜ改定するのか、まったく理解できません。貴党 の母体たる創価学会が戦前戦中に国家権力からこうむった弾圧を思い、あるいは立党の根本原理を考えるとき、平和を希求し、個人の尊厳をうたい、個性豊か な文化の創造をめざす教育を掲げる現行教育基本法は、必死になって守りこそすれ、むざむざと投げ捨ててしまうべきではないと思います。
 数年前、池田大作名誉会長が朝日新聞の論壇に「教基法を守れ」との趣旨の投稿をなさっていたのを、ある種の感動をもって拝読したことがあります。なぜ、 やすやすと方針転換されるのでしょうか? 
 この問題は、一時の政略的な思惑で扱うべき問題ではないと思います。慎重な行動を強く求めます。   
                                  以上
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by sumiyakist | 2006-04-11 22:39 | 憲法・教育基本法

教育基本法改定反対全国集会

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 3月31日、東京の日比谷公園・野外音楽堂で「教育基本法・憲法の改悪をとめよう! 全国集会」(教育基本法の改悪を止めよう! 全国連絡会主催)が開かれた。私は二人の友人と、この時期にしては珍しく20センチほども積もった雪の中を、夕方からの集会に参加するために、朝、車で富山を発った。もう一人の友人がJRで来ていたのに会場で出会ったが、全国から4000人も集まったのであるから、ほかにも富山県の関係者がいたであろう。
 呼びかけ人のひとり小森陽一氏(東大教養学部教授)の報告によれば、自公の与党は法案作成のツメの協議を徹底した秘密主義で(しかも急ピッチで)やっているとのことである。4月中に改定案(新案)を国会に上程し、連休明けから審議して、今国会で成立させるつもりだという。(*)
 上の写真は、この日、教委から卒業式での君が代不起立にかんして処分の通達を受け取って参加した人もいるという、東京都の教師たちの報告の場面。意気軒昂であった。
 別の報告者のひとりの発言も耳に残った。帝国憲法と教育勅語、日本国憲法と教育基本法という対比をもとに、「憲法は(国家の)体、教育は心」と、中曽根元首相がいったそうである。
 かれらは、内容的にも政治的にも、憲法改定の前段階として教基法改定に取り組んでいるのは間違いない。戦争ができる国をつくるための「心と体」を整えようというわけである。
 4000人の参加者は、花冷えというには寒すぎる風に抗するように(公園の桜は見頃であったが、場所取りの敷物だけが目立っていた)隊列を組み、シュプレッヒコールをしながら国会へデモ行進した。衆参の議面(議員面会所)では、共産党・社民党の議員が出迎えていた(集会にも来て演説もした)。民主党は、前原代表をはじめ執行部の辞任、永田寿康氏の議員辞職を決めた日で、それどころではなかったのだろうが、教基法改定にはどういう対応をするのだろうか。

*女帝問題で皇室典範を改正して手柄にするつもりが、不発に終わった小泉首相、その代わり「教育基本法改定」を自分の手でやりとげることで名を残そうとしているのかもしれない(これは私の推測だが)。
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by sumiyakist | 2006-04-03 14:01 | 憲法・教育基本法