カテゴリ:自然と暮らし( 68 )

トラクター始動!

 教育基本法改定についての自公合意が出来てしまって、いささか残念な思いをしているこのごろである。文科省において法案作成作業が急ピッチで行われ、連休前にも国会に上程されることになるのであろうか。
 おりしも、我が家での春一番の農作業、ジャガイモの植え付け準備にかかる時がきた。いつまでも雪が残っていて例年より半月以上遅れてもまだ取りかかれなかったのであるが、バッテリーの充電や冷却水の点検をすませてトラクターを始動。ようやく雑草が萌え出した坂道を上ってゆく。さしもの大雪の名残もようやく消えて、田畑は「早く耕してくれ」と叫んでいるかのようである。
 晴れた春の日、ひとりトラクターを運転して田畑を耕すのは気持ちのいいものだ。無心で畑を耕耘しているうちに教基法問題の不愉快な気分もどこかへ行ってしまう。
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by sumiyakist | 2006-04-16 22:56 | 自然と暮らし

冠雪!立山連峰

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 放射冷却で朝は冷え込んだが、そのぶん空気は清澄である。雪を頂いた立山連峰がくっきりと見える。写真は昼過ぎに撮った子撫(こなで)川の橋の上からの遠望。
c0068917_2141067.jpg またも授かりものの晴天に山で木を伐る。炭にする原木(左の写真)はひとカマ分は集めたが、カマの口で焚く燃材が少し足りない。
 来年に椎茸の菌を打ち込むためのほだ木にするナラの木も葉が落ちた今頃に伐り倒しておく。春になってから玉切りして運び出して菌打ちをするのである。
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by sumiyakist | 2005-11-21 21:43 | 自然と暮らし

炭焼き小屋修理

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 ブログのタイトルが示すとおり、私の本業は炭焼きである(「スミヤキスト」という言葉は倉橋由美子の小説からの借用だが)。炭焼きさんにとって秋は最繁忙期である。木枯らしが吹きはじめる頃になると、お得意さんから炭の注文がつぎつぎ来る。それに応えるためにはしっかりと在庫を積み増しておく必要がある。注文が来てから焼いていては間に合わないのである。炭焼きを教わったムカイ(屋号)の爺はんは、「盆過ぎたらせっせと焼かんにゃ」と口癖のように言っていた。
 それに加えて今年は、炭焼き小屋の屋根が傷んできたので修理にかからねばならなくなった。葺き材であるカヤが伸びる(伸びるだけでなく、ある程度枯れなければ強くならない)のを待ちつつ、いつまでも続く暑さもあって、一日延ばしにしていたのであるが、いよいよ着手せねばならなくなった。
 カヤを束ねて刈ってきては「へ」の字に折って小屋の棟に乗せて竹で押さえる。雨漏りを防ぐためにそれを二重に重ねて葺くのである。ついでに傷んだ屋根の補修もする。晴天が続いて作業ははかどる。やっと修繕がおわって、これで炭焼き作業に専念できることになる。
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by sumiyakist | 2005-10-25 13:18 | 自然と暮らし

手打ちソバ

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 じつをいうと、首長退職金問題とならんで、このごろはまりかけているのが、ソバ打ち(笑)。
 20年近く前であるが、久利須村に「入植」して早々に、田んぼあとにソバを蒔いたことがある。お盆ごろに蒔いた種が一斉に芽を出し、秋になって一面に白いソバの花が咲いた時には大いに感動したものだった。
 秋も深まり収穫期となったが、さてどうしていいやら分からず、村の年寄りに教えて貰って、カマで刈り藁で束ねてハサに掛け、乾燥させてから下ろして、叩いて脱穀して唐箕(とうみ)を通す。こうしてやっと玄ソバ(もとの種の状態)になる。
 これを挽いて粉にしなければならないのだが、石臼など持たないので通信販売で電動石臼なる機械を買って冬の間に何日もかけてソバ粉にしたものだった。
 ソバ打ちの道具も買いそろえ手打ちソバに挑戦してみたが、そう簡単ではなかった。収穫に手間がかかる上に消費方法が難しいときているから、次第に栽培の方もおろそかになり、ついには道具もお蔵入りになっていた。
 昨年頃から地区でも休耕田にソバが栽培されることになり、地元産のソバ粉が入手できるようになった。お世話をしている地域の高齢者の「いきいきサロン」でソバ打ちをやってみたことから、眠っていた「ソバ打ち魂」が目覚めることになった。
 今日は、夏野菜の天ぷらと手打ちソバの夕食である。ソバ打ちの腕前はまだまだだが、打ちたて茹(ゆ)でたてのざるソバは少々見かけは悪くてもそれなりに美味い。
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by sumiyakist | 2005-08-03 20:32 | 自然と暮らし

火牛祭り

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 古くから続けられている祭りは県内各地に残っているが、一方で新しい祭りも次々生まれている。小矢部の「源平火牛祭り」も新しい祭りのひとつである。石川県境の倶利伽羅(くりから)峠で、木曽義仲が「火牛の計」で平家の大軍を打ち破ったという故事にちなんで、藁で造った巨大な牛を紅白2頭用意して3人が1チームとなって押したり引いたりして競走させるというものである。
 まあ、馬鹿馬鹿しいといえばそれまでであるが、5〜6年ほど前に商工会の青年達が始めたイベントであるが、次第に洗練されてそれなりに見栄えもよくなり、新しい祭りとして定着しつつある。
 今日、7月30日がその本番の日であった。心配された天気も回復し、老若男女に子ども達でにぎわった。ある商店の女将さんの曰く「こんな人出は商店街始まって以来じゃないでしょうか」というほどであった。
(複数写真のレイアウトの方法がよく分からない。)
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by sumiyakist | 2005-07-30 23:35 | 自然と暮らし

ズッキーニ物語

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 「富山型」民主主義論もいいのであるが、この暑いのにますます熱くなりそうなので、いったん措くことにする。閑話休題。
 写真は我が家の畑のズッキーニである。なぜ小矢部の山奥の畑にズッキーニなどというハイカラな野菜があるのか? 話せばこんな物語がある。
 いまはもう熱も冷めてしまったようであるが、小矢部市にクロスランドが出来てからというもの、突如として「イタリアブーム」が勃発した。何故か?
 タワーの下にダビンチ・ミュージアムという、博物館というにはいささかお粗末な展示場がある(今も細々と営業中のはず)。では、何故レオナルド・ダ・ビンチか?
 クロスランドは、小矢部市が高速道路がクロスする交通の要衝である(本当かどうかは訊かないで!)ことを象徴する→交通機関の一つである飛行機(ヘリコプター)の原型はレオナルド・ダ・ビンチが考案した(これも本当かどうか訊かないで)→クロスランドにダ・ビンチのミュージアムを造る
 こういう三段論法で建設されたらしいのである。この飛躍が素晴らしい(笑)。
 「それがズッキーニとどういう関係?」
 まあ、そんなに先を急がないで。
 以上のようなわけで、小矢部市はダ・ビンチの生地であるイタリア中部のヴィンチ村と友好関係を結ぶことになり、市長を先頭に何度か訪問団がヴィンチ村を訪れることとなった。そのいずれの時にか、訪問団にいた農業関係者に対してイタリア野菜を栽培するよう、市長からご下命があったのだという。その作物の一つにズッキーニがあったというわけである。
 さてそのズッキーニ。農協から勧められてわが宮島地区でも何人かが栽培してみた。割りに栽培は楽なのだが、花が咲いて実がつき、小指大からキュウリ大、放っておくとすりこぎ大、ヘチマ大と、どんどん大きくなる。どの段階で収穫するべきか分からないし、料理法も分からない。形が似ているからとキュウリと同じように調理するとあまり美味くない。
 「いらんか?」 といわれて1,2本貰ってきたのが5〜6年前。花にムースを詰めて食するという優雅な使い方もあるそうであるが、私は丸元淑生氏の本に従ってトマトと一緒に炒めてみると、これが美味い。丸元氏はトマトとズッキーニを「黄金の組み合わせ」といっている。
 以来、定番はトマトとズッキーニのスープパスタ、夏野菜が全員出場してのラタトゥイユ、あるいは、輪切りにして塩・コショウ・オリーブオイルをまぶして炭火焼きの「ステーキ」、そして天ぷら。
 小矢部市全体では果たして作物として定着したのかどうか定かでないが、我が家の夏野菜の主役級としてはすっかり定着し、友人達にもズッキーニファンが広がりつつある。
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by sumiyakist | 2005-07-28 22:55 | 自然と暮らし

キス釣り

 今日は休日だし、堅い話はお休み。
 明日は海の日ということでもあるので(なんという口実!)、午後から、氷見の知り合いへ木酢液(炭焼きの副産物)を届けがてら、友人夫婦と灘浦海岸へ魚釣りに行く。晴れて気温も上がったので海水浴や磯遊びの人出は多いが、いつもの釣り場の堤防にはわれわれの他には3〜4人だけ。日が落ちるまで3〜4時間、竿を出す。
 「えっ釣果? それは秘密」。でもいくらかは釣れたという証拠写真を。c0068917_21351379.jpg
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by sumiyakist | 2005-07-17 21:36 | 自然と暮らし

コクワガタとアリ

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 まやぞーさんの提言を容れて、きょうは「自然ネタ」を。
 いまにも降り出しそうな空模様であるが、炭ガマに入れる原木が少し足りないので山へ行った。昨年秋に伐ったクヌギの切り株をふと見ると、樹液を舐めに虫たちが集まってきている。コクワガタの夫婦(かどうか確かめたわけではないが)とアリがケンカをしているように見える。(帰ってから図鑑で調べるとアリは大型のムネアカオオアリという種のようだ。)
 写真は接写で取っているので大きく見えるが、コクワガタのオスは全長2センチほどである。
 しばらく眺めていると、アリの攻勢にヘキエキしたのか、オスのコクワガタは退散していったが、メスは平気で頭を深く樹皮の割れ目に突っ込んで、微動だにしなかった。
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 やはり昨年、こちらは春先に伐ったクヌギの切り株を見ると、猛烈な勢いで自然萌芽(いわゆる「ひこばえ」)が伸びている。雑木林は、伐った後も放置しておけばこうして自然に再生してゆく。
 最近のクマの出没騒ぎから、「山が荒れている」とかいってドングリなどの実ができる雑木林を再生させようという運動が始まっている。何とかクラブなどと名付けて行政が音頭をとっているところもあるが、ついこの間までほかならぬ行政が、「拡大造林」とかいって雑木林をどんどん切り倒して、杉などの針葉樹の植林を進めていたことへの自己批判は全くない。いい気なものだというしかない。
 そんなことに見とれているうちに、やっぱり雨。今日は自然観察だけで終業。
 自然ネタだけで終わらないのがやっぱり「硬派ブログ」ですねぇ。
 
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by sumiyakist | 2005-07-07 10:38 | 自然と暮らし