2007年 02月 05日 ( 1 )

市長申し入れ

c0068917_23325185.jpg

 今日2月5日、小矢部市の新市長・桜井森夫氏に対して、市民オンブズ小矢部としての要望書を手渡して申し入れを行った。テーマは三つ。公共事業入札の談合防止、市長交際費の透明化、市議会議員の政務調査費の使途の透明化など。
 上の写真は市長応接室での申し入れの情景。正面が桜井市長。左右はオンブズ小矢部のメンバー(撮影者は砂田市議)。
 文書にもあるが、桜井氏は退職金の辞退や市長専用車の廃止などを公約に掲げて立候補し、専用車についてはいまのところは使わずに公務を行っている。
 以下に要望書の本文を載せる。
               *  
 小矢部市長就任をお祝い申し上げます。
 先の市長選挙に当たって、市長の退職金辞退、市長専用車の廃止、公共事業の見直し等を公約され、さっそく一部実施に移されました。これらはかねてより市民オンブズ小矢部でも主張してきたことでもあり、私たちも評価しています。                                                             
 私たちは、市民の目で税の使われ方を監視し、不正・不当な支出に対して是正を求める活動をしている市民グループです。新市長のご就任に当たり、下記の3点を要望致します。ご多忙のこととは存じますが、おおむね1ヶ月以内にご回答たまわりますよう、よろしくお願いたします。
                   記
1 談合防止対策について    
小矢部市でも公共工事予定価格に対する契約額(落札率)が、ほとんどの工事について99〜96%となっています。落札率95%以上は、全国市民オンブズマン連絡協議会によれば「談合の疑いがある」工事契約です。公正な入札が実施された場合は、75%〜85%に低下するといわれています。
 また、ほとんどの入札が1回で上記のような落札結果になっており、このような工事契約では、現在、全国的に問題になっている官製談合事件と類似しており、「小矢部市も官製談合しているのでは」との疑惑をもたれても致し方ありません。
 公共事業費の総額が縮小しているおりから、談合をやめさせることによって、工事費を2割削減することができれば、その予算で2割がた多くの事業を行うことができ、市民のために利益となります。
 そのために、談合の温床となっている「指名競争入札」を取りやめ、会計法・地方自治法に定められている「原則として一般競争入札」を取り入れ、公正な入札が行われやすい体制にすること、また、随意契約についてもそのような観点から見直すことを要求します。
2 市長交際費の全面的な情報公開と削減について
前市長に対して、平成16年に市長交際費の全面的な情報公開請求を行い、不適正な支出を是正するよう求めました。また、市報やホームページで使途の具体的な公開を求めましたが、抽象的に件数・金額のみの公開しかされませんでした。改めて支出基準を明確にし、具体的な使用明細をホームページで公開すること、また、さらなる削減をすすめることを要求します。
3 市議会との関係について
 予め書かれた質問と答弁をただ読み上げるだけに終始する日本の議会のことを片山義博・鳥取県知事は、学芸会と批評し県議会に改善を提案し実行しているようです。しかし、多くの自治体の首長と議会の関係は、依然として馴れ合いになり厳しい論戦をすることもないようです。
新市長には、市長と議会が緊張関係をもって切磋琢磨するような、あるべき姿を追求していただきたい。真剣に「筋書きなしの議論」を戦わすことによって、議員の力もフルに引き出して市民の福祉向上を図って頂きたい。
また、議員に支給されている政務調査費については、議員には公費であるとの認識をいっそう確かなものしていただき、使途に対する明確な基準を定め、それを示す領収証などの帳票を提出させるなど、制度を整えていただきたい。
[PR]
by sumiyakist | 2007-02-05 23:46 | 地方自治