2006年 03月 28日 ( 1 )

まちの福祉しらべ隊

「週刊金曜日」3/24号で、新藤宗幸氏が行革の歴史をさかのぼって検証しているが、そのなかで行革の始まりともいうべき「土光臨調」(第二臨調)の骨子は、
1.政府規制の緩和
2.政府公社の解体・民営化
3.地方への(財政の)移転支出の削減
だといっている(それぞれについて具体的な例がいくつもあげられているが今は省略)。そして、
「小泉純一郎政権の五年間は、土光臨調の答申とそれを実現していった中曽根政権の『集大成』といってよいかもしれない。」
いい、締めくくりとして次のように述べている。
「『小さい政府』の名のもとに政治が市場原理の追求に傾斜するとき、人間間の連帯が希薄となるばかりか、社会の創造力が限りなく衰退してしまう。」
 実際その通りだと思う。
 保守王国中の保守王国(ディープ・サウスならぬディープ・トヤマ)で、いくつかの市民運動にかかわっているが、そのひとつに「まちの福祉しらべ隊」というのがあって、市民(納税者にして消費者)の目で身の回りの福祉施設や施策そのものを調べてみるという活動を6〜7年も続けている。
 一つの調査が終わると、調査報告書を出したり、行政へ提言をしたりして来たのであるが、小泉改革という名の「新自由種主義政策」によって、財政の社会福祉関連支出そのものが(先進国のなかでも少ない方なのに、さらに)減らされている時に、そして、地方への支出もどんどん減らされている時に、細かいことで改良の提案を一生懸命考えてみても虚しい気がするこのごろである。
 もっと大きな政治構造を変えなくては徒労に終わるのではないか? あるいは、「窮乏化理論」じゃないが、落ちるだけ落ちるに任せて「貧民の蜂起」を誘導することが最良の方法なのではないか? などと考え込まざるをえない。
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by sumiyakist | 2006-03-28 21:54 | 地方自治