2005年 07月 20日 ( 1 )

現物支給

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 平成の大合併で1000以上の市町村が消滅した。ということは、それだけの数の首長や助役などの特別職が失職したということである。すなわち、それだけの退職金が支払われたということである。
 今年4月に新富山市が誕生したが、それにともなって失職した7市町村の特別職に支払われた退職金は3億円を越えた(カムバックした森雅志氏への約3000万円も含めて)といわれる。全国では数百億円規模に上ることは間違いない。この借金財政のおりに、まさに大盤振る舞いである。
 以前、われわれ市民オンブズ小矢部では首長の退職金を「現物支給」にしたらどうかと話しあったことがある。
 いまは、ハコモノ建築全盛時代の首長がほとんどだから、それぞれの首長ご自慢の建築物が一つや二つあるであろう。しかし、実際は無駄で使い道に困っているものも多いはずだ。で、退職金代わりにそれを現物で進呈するのである。
 無駄で維持費のかかるハコモノは減るし、退職金を支出する負担も減る。一石二鳥のアイデアである。
 われらが小矢部市では来年、市長が5期目の任期切れを迎える。退職金は1億円ほどになるはずである。(この額を知れば怒り心頭に発する市民も多いことであろう。)彼の自慢のハコモノはかの有名なクロスランドタワー(右の写真)である。だから市長には現物支給でこれを差し上げる。
 といっても、建設当時は10数億円したといわれるものだから、いくら中古でも、これでは過剰支給になる。そこで、お釣りを払って貰わねばならない。時価との差額、まあ、7〜8億円を月賦でいいから市へ納めていただくことにする(笑)。
 こういう制度をつくれば、無駄なハコモノに対する抑制にもなる名案だと思うがどうだろう。もちろん、きちんと条例化して法的にも遺漏なきを期する。
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by sumiyakist | 2005-07-20 07:46 | 知事退職金