出し立て

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 上の写真はようやく炭を全部出し終えたところ。初カマにしてはまあうまく焼けたほうだろう。写真で炭の左側が茶色く見えるのは、アシである。カマの中でこちらが地面についていた方で、十分に炭化しないでまだ半分「木のまま」である。未炭化なので火をつけるとくすぶるから、箱詰めの段階では切り落とすことになる。今回はアシが少し長めであるのも初カマのせいであろう。
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 炭を出し終えてカマの内部(床面)を掃除すると直ちにカマ庭に立ててあった次の原木の立て込みにかかる。上の写真は3分の1ほど立て込んだカマの中である。このあたりまでは割らない丸のままの原木がほとんどである。一番質のいい炭が焼ける。
 立てた原木と天井の隙間に細い木が横に詰め込んであるのは「あげ木」である。原木の頭(上端)が燃えて灰化するのを防ぐために入れる。燃材を3〜40センチに切ってこれに使う。
 
 炭を出して次の原木を立て込む作業のことを「出し立て」といって、本来は早朝から一日でやってしまう。そして、翌日の朝からはもうカマに火を入れて焚き始める。カマが冷えないうちに焚くから効率もいいのである。しかし、一人でやっているとなかなかそうはいかない。まして、半日は所用で下界へ出て行かねばならないことなどがあると、炭を出すのに2日もそれ以上もかかることもある。
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by sumiyakist | 2007-10-31 22:08 | 自然と暮らし


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