秋は忙しい

c0068917_20471667.jpg 昨夜来の雨が完全にあがらないので山仕事は控えて、午前中は畑の周り(休耕田だから元来は畦)の草刈りをする。日本の農業は草との闘いだといわれるが、まさにその通り、田といわず畑といわず、除草が重要な作業のひとつである。春から数えて5回目くらいだろうか、これが最後の草刈りである。写真の右側の作物は収穫期に近づいている小豆。

c0068917_20481849.jpg アップしてみるとこういう状態である。緑色のさやもあるが、枯れ始めているさやもある。このさやの中で小豆が熟していく。早く熟したものはいったんさやでもいで、そのあと、10月の終わり頃に茎もろとも全部抜いてハサに掛けて干す。

c0068917_20492761.jpg ついでながら、我が家のものではないが、隣のソバ畑(これも元来は田んぼ)を写した。こちらもソバの実が黒く熟している。ひと月前には一面白い花が咲いていた。ここは生産組合の作業員が大型のコンバインで刈り取りに来る。

c0068917_20501547.jpg アップで見ると、ソバも、白い花、白ないし緑色の実、茶色ないし黒い熟した実と、株によって時間差を伴って成長しているのが分かる。


 午後からはすっかり天候が回復。山での炭材の伐採を続ける。当分のあいだカマの対面の細い尾根が仕事場である。ということは斜面に生えている木が殆どということになる。そのまま伐ると当然たいていの場合、谷の方へ倒れてゆく。それを下から運び出せない時は何とか山側に倒して、さらに尾根へ引き上げるという効率の悪い仕事を強いられる。
c0068917_20513742.jpg そういうときに使うチルホールという人力牽引装置。直径1センチほどのワイヤーで引っぱる機械である。1メートル足らずのハンドルを往復させることで吊り上げで800キロ、引っぱりで1250キロの力を出すことが出来る。片方を切り株や立木に固定してワイヤーを延ばして倒したり引き上げたりする木にフックを使って掛ける。

c0068917_20524574.jpg こうして切り倒して引き上げた木である。横になっている手前の木はシデ、その向こうはクヌギ、縦になっているのはナラである。チェーンソーは必需の機器だが、ラジオも炭焼きさんの友達である。(この日は国会中継を流しっぱなしにしていた。)

c0068917_20541594.jpg 半日、斜面を登ったり下りたりし、チルホールのハンドルを動かし、チェーンソーを使い、ナタを振るって木と格闘。日暮れ近くなって帰りの尾根道である。向こうのほうにに玉切りした炭材を運ぶための一輪車が見える。 

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by sumiyakist | 2007-10-18 21:02 | 自然と暮らし


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