天井乾し

 やり直し以前の「吊り天井」は、鉄筋と鉄板は同じだが土は全く水で練らずにさらさらの状態で上に載せてあった。土は気密と温度の保持が目的である。今度の改修は土を練って叩き締めている点では土だけで造る昔ながらの「ドロ天井」と同じである。土自体も焼き上がれば強度を持つことになるし、下の鉄筋と鉄板への荷重は少ないから堅牢性は高いだろうと思われる。
 しかし、必ずしもいいことばかりではなくて、鉄と土とでは高温になった際の膨張率が異なるので「ひずみ」が出るはずだ。そのへんの対応は試してみなければ分からない。
 さて、作業の続きであるが、自然に乾燥するのを待っていてはなかなかなので火を焚いて乾かすことにする。
 正統的なドロ天井の場合も(その時はカマの中に炭材がぎっしり詰まっているのであるが)、カマの口で小さな火を焚いて天井を乾かす手順になる。

c0068917_7454377.jpgカマの内側から天井を乾かすために中で火を焚く。

c0068917_7461269.jpgあまり大きな火でなく燃えついたら炭火にしてゆっくり乾かしてゆく。

c0068917_7463212.jpg取り外してあった煙突(土管)も立てる。中で炭火を焚きながら外からはツチノコで叩き締める作業は続ける。

 これを当分の間続けることになる。
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by sumiyakist | 2007-08-11 08:04 | 自然と暮らし


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