歌うキネマ「砂の器」

c0068917_11242152.jpg

 趙博(チョウ・バク)という歌い手がいる。大阪・猪飼野で生まれ育ち「在日関西人」を名乗るミュージシャンである。自作自演のフォークからジャズ・ロック・ブルース・演歌・浪曲・パンソリと、音楽の領域も広いが、ホームページにあるとおり、活動の舞台も多彩。小さなライブハウスから講演会場、音楽ホール、野外集会、料理屋、学校など、変幻自在、神出鬼没。
 たぶん、彼の内奥深くから発する禁欲精神のゆえに、興行的にはマイナーに徹しているのであろうと推測するが、その音楽性のすばらしさは最近出したアルバム「趙博ベスト30」を聞けば誰もが納得するだろう。(最近ネット上では「そしてアベ」が話題になっているが、これは文字通りお座興なのであって、彼の芸はこれではわからない。)

 20年以上も前、ちょうど私がこの山里へ「入植」するころ、共通の友人の紹介で知り合ったのであるが、10年あまり前に、我が家近くの福祉施設を会場にして野外コンサートを企画した際に、わざわざ来て演奏してくれたこともあった。
 昨年秋には石川県まで来るというので、小矢部で小さなライブを企画した。(このときは市長選挙があって、私は高見の見物を決め込んでいたのであるが、急遽、同時に市議補選も行われることになり、オンブズのメンバーである石山氏が立候補。ライブと選挙応援という「二正面作戦」になったことであった。)友人のブログにそのときの様子がある。

 その畏友=チョウ・バクが、芸域を広げて「歌うキネマ」に取り組んでいるのはよく知っていたのであるが、なかなか実見の機会がない。当地でもやりたいと思うが、なにぶん目新しい概念のパフォーマンスであるから自分自身が観もせずに他人に勧めるわけにもいかない。
 そんな折り、今度もやはりピアノのハルマ・ゲンといっしょの北陸ツアーの計画があるというので一日を取って貰って上のような「試写会」(ネタ元が映画なのでこう洒落てみた)を企画した(チラシは先日の横浜公演のものを借用)。
                   *
 日時=6月30日(土) 午後3時開演
 場所=石動コミュニティセンター (1Fホール)
 料金=1000円


 設備の整ったホールではないので料金もお安く設定した。まあ、仲間内の「内見会」のようなものであるが、もちろん、どなたでも来場歓迎である。場所は小矢部市(石動)の町中、旧北陸電力小矢部支店。
地図
 この前日、29日(金)は金沢・近江町市場のライブハウス=メロメロポッチでライブがある。
[PR]
by sumiyakist | 2007-06-25 11:41 | その他


<< 砂の器<試写会> 君が代不起立 >>