選挙結果

 市民オンブズ運動は、政治活動とは一線を画し、特定の政党と関係をもつこともしないのが原則である。しかしながら、会員の一人ひとりの政治的な活動を制約するものではない。
 メンバーの一人である石山忠義氏が小矢部市議補選に共産党から立候補することになったときに、異例ではあるが市民オンブズ小矢部として応援しようということになったことは先に書いた。この補選には、他に女性を含め何人かが立候補準備という話もあったが、結局は自民党側は一人に候補者を絞り(無所属ということではあるが)、昔風にいえば保革の一騎打ちということになった。(同時に行われる市長選挙は保守系=自民党員の新人同士である。)
c0068917_22232260.jpg 期間中、私もなんどか選挙カーに乗って石山候補と並んで街頭演説もした。(写真のように、「街頭」というより「田園」風景が多いのがわが町の実情)。いつもながらの選挙スタイルである。
 結果は、
 石山忠義  5943票
 山本精一  13898票
で、ダブルスコアで負けたことになるが、じつは共産党の公認候補が6000票近くも取るというのは、保守王国・小矢部では前代未聞のことなのである。(過去最高は国政選挙での2000票ほどと聞いた。)
 ちなみに、この夏に行われた市議選では、定数17に18人が立候補し、最下位(17位)当選者が401.906票(同姓の候補があって按分比例の配分で端数がでる)、その上が563票。トップ当選が1859票という数字である。
 ついでに、同時に行われた市長選挙の両候補の得票をあげると、
 桜井森夫 12298票
 松尾春郎  9253票
と、こちらはかなりの接戦が予想されたが3000票の大差がついた。
 二つの選挙を通じて最高得票が山本氏ということになった。全市的には全く無名の、地区選出の農協理事という肩書きだけの人物であるが、自民党の選挙マシンが動けばこうなる。ある人に言わせると、地域の自治会組織と自民党の枝組織とを統合した、「猿でも当選させることができる」強力なシステムであるという。
c0068917_22222026.jpg しかし、先に述べたように、石山候補もじつは空前の得票をしたのである。選挙では敗れたが落ち込むところはみじんもなく、「これからも一市民としてオンブズで頑張る」と挨拶をして喝采を浴びたことであった。(左の写真は開票途中で敗北が確定した時点で挨拶をする石山候補。左は現職の共産党市議・砂田喜昭氏。後ろにオンブズ小矢部の「檄」も見える。)
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by sumiyakist | 2006-11-21 22:33 | 地方自治


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