教育基本法改定反対全国集会

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 3月31日、東京の日比谷公園・野外音楽堂で「教育基本法・憲法の改悪をとめよう! 全国集会」(教育基本法の改悪を止めよう! 全国連絡会主催)が開かれた。私は二人の友人と、この時期にしては珍しく20センチほども積もった雪の中を、夕方からの集会に参加するために、朝、車で富山を発った。もう一人の友人がJRで来ていたのに会場で出会ったが、全国から4000人も集まったのであるから、ほかにも富山県の関係者がいたであろう。
 呼びかけ人のひとり小森陽一氏(東大教養学部教授)の報告によれば、自公の与党は法案作成のツメの協議を徹底した秘密主義で(しかも急ピッチで)やっているとのことである。4月中に改定案(新案)を国会に上程し、連休明けから審議して、今国会で成立させるつもりだという。(*)
 上の写真は、この日、教委から卒業式での君が代不起立にかんして処分の通達を受け取って参加した人もいるという、東京都の教師たちの報告の場面。意気軒昂であった。
 別の報告者のひとりの発言も耳に残った。帝国憲法と教育勅語、日本国憲法と教育基本法という対比をもとに、「憲法は(国家の)体、教育は心」と、中曽根元首相がいったそうである。
 かれらは、内容的にも政治的にも、憲法改定の前段階として教基法改定に取り組んでいるのは間違いない。戦争ができる国をつくるための「心と体」を整えようというわけである。
 4000人の参加者は、花冷えというには寒すぎる風に抗するように(公園の桜は見頃であったが、場所取りの敷物だけが目立っていた)隊列を組み、シュプレッヒコールをしながら国会へデモ行進した。衆参の議面(議員面会所)では、共産党・社民党の議員が出迎えていた(集会にも来て演説もした)。民主党は、前原代表をはじめ執行部の辞任、永田寿康氏の議員辞職を決めた日で、それどころではなかったのだろうが、教基法改定にはどういう対応をするのだろうか。

*女帝問題で皇室典範を改正して手柄にするつもりが、不発に終わった小泉首相、その代わり「教育基本法改定」を自分の手でやりとげることで名を残そうとしているのかもしれない(これは私の推測だが)。
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by sumiyakist | 2006-04-03 14:01 | 憲法・教育基本法


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