意見陳述その3

 意見陳述の最後は石山氏である。以下に氏の陳述草稿を載せる。
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 県民の一人として中沖前知事の退職金に対する意見を述べます。
 私は、小矢部市内で自営業を36年間営業しているが、今まで会社勤めと店の仕事と働き、妻と子の協力もえて、店や家のローンを10年で返済し、長年にわたり税金を納めてきた。中沖前知事の高額の退職金の2億3千5百万円の用に泉のような税金の使われ方に対して、苦労の中から工面して納めた税金のことを考えると、大きな怒りを感じてならない。
 小矢部市で市民オンブズの一人として参加し、みんなの協力のもとで活動をしています。機関紙や親子の対話の話として、 役所の行政のあり方、住民への対応など、子供達にもメールなどで解りやすく発信し、今出来て間もない市民オンブズ小矢部の活動に対して、学校においても、先生と生徒の話題にもなり、家では 親と子の中でも語られています。
 



 「中沖前知事の功績を考えれば」との発言が 有識者の懇談会や県議会の中で語られているが、それは知事の報酬を得た上での職務であり格別の功積ではない。
 いくら特別政治家と言えども国民の気持ちも考えず、国会において決めた地方自治法の支給方式を取り入れた地方支給額条例を定めた事も遺憾だが、ましてその支給額条例で決める事を定めた地方自治法 第204条自体を無視し、自分達で自由に決める事の出来るザル法をもって、県議会の大多数で中沖前知事への高額の退職金を採決されたことは各議員が選挙で選ばれた人であっても法律を無視することは、何人でも許されない。
  今回、中沖前知事が勲章をもらったと言うが、それはそれで結構な事ですが、私たち県民からしますと、本当に勲章をもらう資格があるのでしようか。
 新幹線を引っ張って来たと言っても 約二千億円前後の多大なる地元負担を伴う案を全国の知事の中で真っ先に言い出し押し進めた者であり、新幹線知事とも言われているところでもある。新幹線誘致の前に、県全域の過疎地も含めた、県全体の交通体制を良くし交通システムの推進を、はかる事が最重要ではなかったか。各地の第三セクタの路線も廃線に追いこまれる今日、北陸線がもし無くなれば、県内の移動の多くの人達は自家用車だけになり高齢者にとっては大変な問題になってくる、これも中沖前知事が大型公共事業ばかりを最優先した結果ではないか。
 県民に対して24年間で県債残高を約8千億円以上も積み増して 兆円近くにまでに膨らませた事が功績ならば、それなば誰にでも出来る。民間会社なれば倒産して退職金どころではない。8千億円の大金を、もし福祉や教育に回したならば、どれだけ多くの人達の県民の生活に役立ったことか。県民の中の無年金の人たちも含め、多くの人達が毎日公共料金などの支払いに追われ、買い物にも1円でも安い店を探している、そんな苦労を心から分かっているのだろか。
 私たち手職人にとって、長い見習い期間で、他人の家の釜のめしで得た技術も、一つの仕事を仕上げていくらの世界で、お金大切さ人の情けは骨身に沁みるほど分かるが役人の人は皆の税金だと思う、金銭の価値観が薄いのではないのか。
 県民の生活に対して一番大事なことは、行政の指導による住民に対する、医・食・住 の三大要素のサービス業務であり、これをもつと充実させる事に力を入れるべきではなかったか。
 最高裁の裁判官が、先日みずからから、自分達の給与、及び、退職金の減額決めたことに照らしても、中沖前知事の退職金の額を条例で設定せずに支に払った行為は 、いかがなものか。
 又、選挙の時は頭を下げて良い事ばかりを語るが当選して議員になれば良い事とは自分達だけの都合の良い考え方になるのか。
 先日、全国オンブズ報告会において、全国の県の評価で長野県が1番高い評価を受け、富山県は下から1、2番の最低の評価である、これも前中沖知事の功績なのか。
 当監査請求に対しての回答では、県行政に対する監査委員会自体の監視機能も問われる。監査請求の回答は、我々の市行政も県行政も、行政当局の言い分と同様な回答であり、飾りだけの監査委員なれば、手当て自体も無駄な経費であり、監査委員自身の人が行政にたずさわる人では正常な判断が出来ない、直接行政を仕切る人がその長で有れば、なおさらである。
 監査委員会を行政から完全に独立したシステムで運営する事で健全な行政の道を進む事が出来るのではないか。 
 役所はメンツからか、また仕事に対してただ流れに乗ってしているだけなのか、自分達のミスは、絶対に認めようとはしない。報道関係においては、行政側の報道になりやすく、片方に片寄らずに正しく報道することを願うのみである。
 裁判所も、ぜひ三権分の方針をもとに正しい判決をお願いします。 
 
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by sumiyakist | 2005-12-09 18:12 | 知事退職金


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