公暴だぞ!

illcommonz(イルコモンズ)氏の製作になる、先の渋谷の不当逮捕事件(3人は当たり前のことだが釈放された)の映像を使ってのビデオ作品が公開されている。


 この作品とともに「公暴」ということばが生まれた。「抱きつき公妨」とか「転び公妨」とか言うときの「公妨」を換骨奪胎。敵の武器を奪って自らの武器としたわけだ。

 公安警察の使う「公妨」(渋谷事件でもタコおやじが「コーボーだぞ、コーボー」くりかえしている)というのは、「公務執行妨害(罪)」の略である。つまり、その罪で逮捕するという宣告をしているのだ。警察官のほうから目標とする人物に抱きついてきておいて「つかんで放さなかった」と主張したり、自分から転んでおいて「突き飛ばされた」と主張したりして「公妨」立件の要件にするのが警察の常套的な手口なのである。それが「抱きつき公妨」とか「転び公妨」である。

 その「コーボー」を「公暴」、すなわち公の暴力へと転換しているのがこの作品の主題である。作品の中にも以下のようなテロップが入れられている
【公暴】(こう・ぼう)名詞
1:公務員(特に公安警察)が公務執行の名の下に執行する暴力
2:公安警察の暴力及びその略称
[用例]「よし、私たちは公暴だ、公暴だぞ、公暴!公暴をふるうぞ、
公暴はおそろしいぞ」

 そして、次のような章句もある。

「野獣の政府は野獣の色で描かれなければならない」
(ジャン=リュック・ゴダール)

「野獣の警察は野獣の音で描かれなければならない」
(イルコモンズ)
下の方はイルコモンズ氏がゴダールの言葉を転用したものだろう。

 まさしく「BRUTAL PUBLIC VIOLENCE POLICE=野蛮な公暴警察」そのものだ。
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by sumiyakist | 2008-11-07 23:56 | 憲法・教育基本法


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